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<span itemprop="headline">★アカデミー賞3度受賞の名優・ダニエル・デイ=ルイスが引退を表明。</span>




アカデミー賞主演男優賞を3度受賞
した名優ダニエル・デイ=ルイスが、引退を正式に表明した、というニュースが飛び込んできた
アカデミー賞主演男優賞を3度受賞しているのはデイ=ルイスだけで、イギリス人俳優として「サー」の称号を得ている。60歳での引退ということになる。

鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以来2度目のタッグを組んだ「ファントム・スレッド」(原題:Phantom Thread)がダニエル・デイ=ルイスの最後の作品となる。

ファントム・スレッド」は、第90回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞のほか助演女優賞、衣装デザイン賞
、作曲賞の計6部門にノミネートされている。デイ=ルイスの引退に華を添えることになるのか注目される。

デイ=ルイスは、「マイ・レフトフット」(1989)での初受賞以後、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007)、「リンカーン」(2012)と3度のアカデミー賞主演男優賞に輝いた。どの作品も渾身の役作りで印象に残る。

・・・
ファントム・スレッド」の舞台は1950 年代のロンドン。
英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びるオートクチュールの仕立屋レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)。



ある日、レイノルズは若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)と出会う。
互いに惹かれ合い、レイノルズは魅惑的な美の世界に誘い込む。

しかしアルマの出現により、完璧で規律的だったレイノルズの日常に変化が訪れる。2人がたどり着く、究極の愛のかたちとは・・・。

                                                 予告編





今回解禁されたビジュアルは、ダニエルが演じる仕立屋の主人公の後ろ姿と、ドレスに身を包んだ表情の読めない女性が大胆に描かれている。

美しさが目を引く華やかなドレスは、レイノルズが仕立てるオートクチュール
顔を見せないことで、2人の関係性が謎に秘められつつも、艶やかな雰囲気に惹き込まれる。

ダニエル・デイ=ルイスの映画では、圧倒された「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リンカーン」の2作品のほか、フェデリコ・フェリーニの「8 1/2」のミュージカル版とも言うべき「NINE」のフェリーニを彷彿とさせる演技などが印象に残る。

完璧主義者と言われるようで、映画出演も厳選してきたことで知られているが、引退は残念。現在はアメリカとアイルランドで暮らしている。”変人”とも言われ、アイルランドウィックロー州の自宅は山岳地帯にあり、そこでは普段、靴作りと木工作業に没頭しているという。


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