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<span itemprop="headline">★クリント・イーストウッドの最新作「15時17分、パリ行き」3月1日公開。</span>



御年87歳のクリント・イーストウッドの監督最新作「15時17分、パリ行きが3月1日日本公開される。イーストウッドの精力的な仕事ぶりは目を見張る。

こうなったら100歳までも、年1本のペースで映画を撮り続けて欲しい。
ちなみに日本では新藤兼人監督が98歳で「一枚のハガキ」(2010)を撮った。
現役では山田洋次監督はイーストウッドより1歳若い1931年生まれの86歳で、作品を撮り続けている。

15時17分、パリ行き」は、2015年8月21日、オランダ・アムステルダムからフランス・パリへ向かう特急列車内で起きたタリス銃乱射事件を題材としている実際に事件に直面した3人の実在の人物が出演している。演技経験がないにも関わらず、体験した人間のリアルさが出ているという。


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イーストウッドといえばまず、テレビの「ローハイド」(1959年~1965年までNET=現在のテレビ朝日=で放送)。1930年生まれなので、この当時すでに30歳。特に主題曲は、迫力があり耳に残る。意味もわからなかったが、スリッパをビシバシ叩くようななモノマネをしたものだ。

本来主役はフェイバー隊長役のエリック・フレミングであったが、イーストウッドが演じたロディ・イエーツ役が声優の山田康雄の声がマッチして、イーストウッドが大人気となった。ウイッシュボンという、ひょうきんなジイさん役のポール・ブラインガーという役者も面白かった。


↑なぜか「吉野家」と「マクドナルド」のロゴが(笑)。

イーストウッドは、おそらく、同じ時期に放送された「ララミー牧場」のジェス役のロバート・フラーと人気を二分したのではないか。ロバート・フラーのほうは、東京オリンピックの年(1964年)あたりに日本に来た時には、人気はアラン・ドロンを凌ぐほどだったかもしれない。「ララミー牧場」で初めてテレビの解説をしたのが淀川長治で、「ララミー牧場」での成功により「日曜洋画劇場」の解説も担当するようになった。

1960年代半ばから、マカロニ・ウエスタンで人気を不動にしたイーストウッド





1970年代はハリー・キャラハン(「ダーティ・ハリー」シリーズ)、その後は、監督デビューも果たし、俳優兼監督、あるときは監督だけで、今日まで映画界のトップランナーとして、ハリウッド映画を牽引する一人となっている。

























下段:「人生の特等席」「チェンジリング」「硫黄島からの手紙


近年のイーストウッド監督作品では、「ジャージー・ボーイズ」「グラン・トリノ」「ハドソン川の奇跡」などが印象に残る。

15時17分、パリ行き」の映画化についてイーストウッドが語っている映像があったのでアップした。イーストウッドは、取り直しをせず、基本はワンテイクというのがよく知られている。北野武も、ほとんど一発勝負のようだ。一番いい(表情など)のは、最初ということのようだ。



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