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【きょう誕生日】俳優・監督クリント・イーストウッド、93歳。

 

  

いまや”生きたレジェンド”俳優兼監督のクリント・イーストウッドがきょう93歳の誕生日を迎えた。1930年(昭和5年)5月31日生まれ。

1950年代後半のテレビ西部劇「ローハイド」のヒットで注目されたがこの時すでに28歳くらいと、むしろ遅咲き。イーストウッドは30歳近い年齢なのに、20代前半の若いカウボーイ役は好きになれなかったらしい。

しかし転機というものはあるもの。無名のイタリアの監督セルジオ・レオーネがこのドラマを見て、主役のエリック・フレミングよりも、イーストウッドの佇まいに注目。ほかの有名俳優が「イタリアの訳の分からない作品」と断った「荒野の用心棒」にイーストウッドと交渉して出演させた。

イーストウッドは、出演料を当て込んで、メルセデス・ベンツを予約したという。ヨーロッパも、観光気分も味わえると安いギャラで出演したのだった。

イタリアのマカロニウエスタン「荒野の用心棒」に続き「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」とマカロニ3部作に出演、1960年代後半から第一線で活躍。

アメリカ凱旋を果たしたイーストウッドの最大の当たり役はハリー・キャラハン役を演じた「ダーティハリー」シリーズ(全5作)。

このほか「戦略大作戦」「荒野のストレンジャー」「サンダーボルト」「アイガー・サンクション」「アルカトラズからの脱出」「ガントレット」「ザ・シークレット・サービス」「人生の特等席」などに出演したほか、すでに1971年には「恐怖のメロディ」で監督業に進出。

監督兼主演では「マディソン郡の橋」「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」「運び屋」など多数。

 

監督として「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を2度受賞。一方、1980年代の一時期カリフォルニア州カーメル市市長を1期(2年間)務めた。

監督作品ではこのほか「ミスティック・リバー」「インビクタス/負けざる者たち」「ヒア アフター」「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」「チェンジリング」「リチャード・ジュエル」「ジャージー・ボーイズ」「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」「クライ・マッチョ」などがある。

イーストウッドはいなまお健在で、映画「Juror No. 2(原題)」の製作に取り組んでいる。この作品で引退とされているが、果たして…。

本作は、殺人事件の裁判で陪審員を務めることになった主人公が、審議中に自分自身が真犯人であることに気づき、ほかの陪審員らを巧みに操って無実の男を有罪に仕立てるべきか、はたまた真実を告白して自首すべきか葛藤する、というストーリーとみられる。

主人公にニコラス・ホルト、検察官にトニ・コレット、そのほかキーファー・サザーランド、ゾーイ・ドゥイッチがすでにキャスティングされてり、Netflix「ナイト・エージェント」で脚光を浴びたガブリエル・バッソが出演交渉中であることを米Deadlineが報じた。

バッソの役は事件の被告人役とみられる。バッソは、ホワイトハウスで夜間の緊急電話に対応するだけの任務を与えられた新人FBI捜査官が、壮大な陰謀に巻き込まれていくというサスペンスドラマ「ナイト・エージェント」で主人公を演じて一躍注目の的となった若手俳優

ライオンズゲートの新作映画「The Strangers(原題)」やNetflixオリジナル映画「Trigger Warning(原題)」に出演している。

ワーナー・ブラザース製作・配給による「Juror No. 2」は、ジョナサン・エイブラムスの脚本でイーストウッド監督がメガホンをとる。

製作は、イーストウッド監督をはじめ、長年多くの監督作でタッグを組んできたティム・ムーアとジェシカ・マイヤー、アダム・グッドマン(「ソングバード」)が担当。

 

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