師匠のしこ名「霧島」へ改名した霧馬山改め霧島関(左)と陸奥親方
関脇霧馬山の大関昇進が正式に決まった。昇進を機に師匠の陸奥親方(元大関霧島)からしこ名を継承し「霧島」に改名した。
日本相撲協会は31日、名古屋場所(7月9日初日)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇霧馬山(27)(モンゴル出身、陸奥部屋)の大関昇進を満場一致で決めた。
協会の使者が都内の陸奥部屋を訪れて昇進を伝えると「大関の名を汚さぬよう、今まで以上に稽古をして頑張ります」と口上を述べた。
2015年夏場所初土俵。粘り強い足腰を生かした左四つが得意の技巧派で、ことし3月の春場所で初優勝を飾った。
新大関の誕生は昨年初場所後の御嶽海以来で、元霧島が師匠の陸奥部屋からは初めてとなる。外国出身では12人目で、モンゴルからは朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士に続き6人目。
■霧馬山の過去3場所成績:34勝(昇進条件:33勝以上)
初場所(1月):11勝4敗 (小結)
春場所(3月):12勝3敗 (関脇)優勝
夏場所(5月):11勝4敗 (関脇)
小結だった1月の初場所で11勝と星を伸ばし、新関脇で臨んだ3月の春場所は12勝で初優勝。先の夏場所で11勝を挙げ、大関昇進の目安とされる直近3場所の合計33勝を一つ上回った。来場所は貴景勝とともに、4場所ぶりに東西に大関がそろうことになった。
名古屋場所番付予想は以下の通り。
大栄翔か、若元春か、それとも豊昇龍か…?
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