大相撲名古屋場所(14日初日・愛知県体育館=ドルフィンズアリーナ)の番付が1日、日本相撲協会から発表された。夏場所で初優勝を遂げた大の里が新関脇に昇進。幕下付け出しデビューから所要7場所での新関脇は、元大関武双山に並び、昭和以降2位のスピード出世となった。
大の里は新入幕の初場所から2場所続けて11勝、先場所は新小結で12勝を挙げた。大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝以上」とされる。
日本相撲協会の高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は大の里について先場所が「足がかりになる」としている。ただ、成績次第では名古屋場所後の昇進が話題になる可能性もある。
東前頭2枚目の夏場所で9勝した平戸海が新小結になり、長崎県出身では2001年初場所の隆乃若以来。
大関・貴景勝は3月の春場所以来となる9回目のカド番を迎える。もともと実力があった大関だが、不名誉な”カド番大関”の汚名を返上できるのか。
2場所連続負け越しの霧島は東関脇に降下したが、今場所10勝すれば大関に復帰できる。阿炎が2場所続けての関脇で、大栄翔は小結で2場所ぶりに三役へ返り咲いた。
今場所は1横綱3大関の番付。毎度のことながら、1横綱3大関と言っても、全員がフル出場できるかの不安がある。
元関脇の若隆景は膝の大けがを乗り越えてついに幕内に復帰。元小結の遠藤、千代翔馬、輝、武将山が再入幕を果たした。
春場所で約110年ぶりに新入幕優勝を果たし、右足のけがで先場所を全休した尊富士は東前頭6枚目から東十両2枚目に番付を落とした。優勝場所から1場所での陥落は最速となった。
〈大相撲名古屋場所 幕内番付〉
【横綱】照ノ富士
【大関】琴桜、豊昇龍、貴景勝
【関脇】阿炎、大の里、霧島
【小結】大栄翔、平戸海
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【前頭1】明生、熱海富士
【前頭2】若元春、御嶽海
【前頭3】高安、豪ノ山
【前頭4】翔猿、宇良
【前頭5】阿武咲、湘南乃海
【前頭6】隆の勝、王鵬
【前頭7】琴勝峰、佐田の海
【前頭8】竜電、金峰山
【前頭9】欧勝馬、玉鷲
【前頭10】正代、翠富士
【前頭11】一山本、錦木
【前頭12】朝乃山、美ノ海
【前頭13】北勝富士、宝富士
【前頭14】若隆景、遠藤
【前頭15】千代翔馬、狼雅
【前頭16】輝、武将山
【前頭17】錦富士
名古屋場所ではどんなドラマが待ち受けているのか楽しみではある。
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先週までの10日間は激務だった。きょう1日は、やっと本来の日常に。
というわけで、ランチは焼肉チェーンの「安楽亭」でがっつりランチ。
普段は得々ダブルだが、今回はグレードアップして、肉の量も多いトリプルランチに挑戦。ご飯の大盛りも平らげた。これで元気もりもり(笑)。
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