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映画「マザーズ・デイ」(原題:Dzien Matki/ Mother's Day、2023)を見る。ポーランドのアクション・スリラー。

     

マザーズ・デイ」(原題:Dzien Matki/Mother's Day、2023)を見る。同名タイトルの映画がいくつもあるが、これはNetflix配信のポーランド映画

遠い昔に生き別れた息子がギャングに誘拐されたことを知った元特別捜査官(エージェント)が、封印していた殺人的なスキルを武器に、何があろうと息子を取り戻そうと奮闘するアクション・スリラー。


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ある家の中を車から双眼鏡で覗く女。家の中では、高校生ぐらいの男の子供と両親が楽しそうにしている。

同僚がやってきて、「もうやめとけ」といったそぶりで双眼鏡をさえぎる。覗いていた女は、幼い頃に息子を手放した元特別捜査官の女二ナ。その息子が成長した姿を遠くから見ていたのだった。

ある時、その息子が犯罪組織に拉致されたことを知った二ナは、戦闘能力全開で組織に立ち向かっていくのだった…。

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息子を拉致された理由が、組織にとっての宿敵二ナへの復讐だったのか。二ナの荒廃としたなかでも母としての強さがあり、武器は現地調達、痛々しい深手を負いながらも超人的な強さで、敵を最後には仕留める。

ハイテンションなアクションの見せ場が多いが、ストーリーは既視感がありあり。誘拐された子供を母親が救い出すために立ち上がるという点では、先日観たジェニファー・ロペス主演の「ザ・マザー」と内容は酷似。

誘拐された息子が、なぜ見知らぬ女二ナが必死になって自分を助けるのか、不思議がっていたが、ある時、自分が幼いころの写真で二ナと一緒に映っている写真などを見たときに、両親は死んだと知らされていた自身の過去を知ったときのシーンだけは見どころだった。

ポーランド映画ということで、内容が重く暗い。90分というコンパクトな長さだけは救い(笑)。

★★

 

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