アメリカ(ハリウッド)というのは、存命中の人物でも、実話をすぐに映画化してしまうところがすごい。日本だったら、こうはいかないだろう。それにしても、またまたクリント・イーストウッド監督作品の登場である。
Sally:サレンバーガー機長の愛称)である。
イーストウッドは、2000年以降でもほぼ毎年1本の割合で映画を監督している。
中には出演も兼ねている作品もある(「人生の特等席」や「グラン・トリノ」など)。
80歳を超えて精力的だ。現在86歳! 日本では、高齢では山田洋次監督が作品を撮り続けている(9月で85歳)。
2000年以降のイーストウッド監督作品 | ||
年度 | タイトル | 原題 |
2000 | スペース・カウボーイ | Space Cowboys |
2002 | ブラッド・ワーク | Blood Work |
2003 | ミスティック・リバー | Mystic River |
2003 | ピアノ・ブルース | Piano Blues |
2004 | ミリオンダラー・ベイビー | Million Dollar Baby |
2006 | 父親たちの星条旗 | Flags of our Fathers |
2006 | 硫黄島からの手紙 | Letters from Iwo Jima |
2007 | さよなら。いつかわかること | Grace is Gone |
2008 | チェンジリング | Changeling |
2008 | グラン・トリノ | Gran Torino |
2009 | インビクタス/負けざる者たち | Invictus |
2010 | ヒアアフター | Hereafter |
2011 | J. エドガー | J.Edgar |
2012 | 人生の特等席 | Trouble with the Curve |
2014 | ジャージー・ボーイズ | Jersey Boys |
2014 | アメリカン・スナイパー | American Sniper |
2016 | ハドソン川の奇跡 | Sally |
2度のアカデミー賞監督賞に輝くクリント・イーストウッドが、同じく2度のアカデミー賞主演男優賞を手にするトム・ハンクスを主演に迎え手掛ける最新作「ハドソン川の奇跡」。
前作「アメリカン・スナイパー」では第87回アカデミー賞で6部門にノミネート、全世界興行収入600億円を超え、監督作品史上最大のヒットを記録し、85歳にして映画界を席巻したクリント・イーストウッド監督。その巨匠が、新作として選んだ題材は、全世界が目撃し“奇跡”と称賛された史上最大の航空事故だった。
前作「アメリカン・スナイパー」では第87回アカデミー賞で6部門にノミネート、全世界興行収入600億円を超え、監督作品史上最大のヒットを記録し、85歳にして映画界を席巻したクリント・イーストウッド監督。その巨匠が、新作として選んだ題材は、全世界が目撃し“奇跡”と称賛された史上最大の航空事故だった。
2009年1月15日、厳冬のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如制御不能となった飛行機を、ハドソン川に不時着させ、“乗員乗客155名全員生存”という驚愕の生還劇を成し遂げたサレンバーガー機長。だが奇跡の裏側では、その判断をめぐり国家運輸安全委員会
の厳しい追及が行われていた・・・。
トム・ハンクスが全米で“国民的英雄”と称されたサレンバーガー機長を演じる。常に映画を通して時代と寄り添ってきたイーストウッドならではの視点で突きつけるヒューマン・ドラマとなっているという。
の厳しい追及が行われていた・・・。
トム・ハンクスが全米で“国民的英雄”と称されたサレンバーガー機長を演じる。常に映画を通して時代と寄り添ってきたイーストウッドならではの視点で突きつけるヒューマン・ドラマとなっているという。
予告編
■2009年1月16日、オバマ次期米大統領はサレンバーガー機長と電話で話し「英雄的で立派な仕事ぶりを誰もが誇りに思っている」と称えた。サレンバーガー機長はオバマ大統領の就任式にも招待されることになった。 就任式の前夜、サレンバーガー機長はレストラン「ハドソン」でフライドチキン(不時着水事故の原因であるバードストライクでは、ジェットエンジン内部で鳥は丸焼けとなる)によるディナーを摂った。
日本公開は、9月24日。
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