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<span itemprop="headline">ドラマ「半沢直樹」第3話・・・”おい、小木曽、説明しろ!”(大逆転劇!)</span>


日曜劇場「半沢直樹」&第3話予告
 

半沢直樹」が、ますます快調。
わくわくの連続だ!
 
この夏のドラマの中で、最高視聴率を獲得しているが、今年の年間でも最高視聴率をたたき出すのではないか。
 
毎回、追いつめられ苦境に立たされる半沢直樹だが、”やられたらやり返す。倍返し!”が、子供の間でも流行しているのだとか。次週第4話の予告編を見ていたら、なんと、”10倍返しだ!”というセリフまで登場している。何倍にして、相手をぎゃふんと言わせれば気が済むのか(笑)。
 
第3話でも、本社の人事部・次長以下、大阪西支店の支店長の息のかかった人間が、内部監査を名目に、半沢を追い落とそうとやってきた。融資課の取引先の中でも、業績不振の会社ばかりをリストアップしたのが明白のような工作。
 
3日間の会議で、本社の人間たちから責任を追及され、罵倒される半沢だったが、
ついに反撃ののろしを上げた。証拠を突きつけられ、融資課、なかんずく半沢を出向に追いやろうとした意図が、無残にも崩れ落ちる。痛快。
 
すべてを操っている人物がついに顔を出す!(第4話)
予告編で、写メに登場したその人物こそ黒幕で、想像した通りの人間だった。
 
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5億円の融資を受けて、まんまと逃げて、その所在をくらましている人物の居所は意外なルートから判明した。企業ドラマとして、銀行にバブル期に入社した人間の上層部の不正や理不尽な暴挙に対する闘いを描いてるが、同時に、家族というドラマの一面も描いて、深みがある。
 
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まだ3話だが、ドラマはスピーディに展開し、視聴者は、まるでジェット・コースターに乗せられたよう。どん底に落ちたと思えば、痛快に大逆転劇を演じる展開に、唸ってしまう。単純な勧善懲悪なドラマになってしまうところを、堺雅人が、何かが乗り移ったような、鋭い形相で演じているのが、小気味いい。
 
大阪支店長の子分のような本社の人事部次長・小木曽役の緋田康人の短気な性格もよく出ている。3話には登場しなかったが、大阪国税統括官の片岡愛之助など、強烈な個性が印象的だ。
 
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女優陣では、半沢の妻役の上戸彩がCMなどの好感度イメージを覆し、活動的・献身的に夫を支える役を、うまく演じている。計画倒産した東田(ひがしだ)役の宇梶剛士の愛人役の壇蜜いかにもそれらしい雰囲気。
 
第4話以降はドラマにかなりかかわっできそうだ。支店長の奥さん役の女優も、半沢の妻が、飾ることなく、ズバズバいうので笑い転げるシーンなども、印象に残る。
 
半沢の亡き父親(笑福亭鶴瓶)が、半沢少年に、遺言のように語っていた「ヒトとのつながりだけは大事にしろよ」という言葉が、今更のように重みを増すドラマで、東田の居場所も、半沢の真剣さ、真摯さにうたれた入院中の人物が、自分の疎遠だった家族(娘と孫)に会わせるために尽力したことに対する感謝の気持ちから、死ぬ間際に知らせてくれたものだった!
 
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ところで、「和食派?洋食派?」と融資課のメンバーに聞く半沢。
あの”半沢”パンが登場していた!(笑)。まさにタイアップ企画?
 
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(追加)第3話は、15分の拡大スペシャルで放送され、平均視聴率は22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。瞬間最高視聴率は午後10時5分の時点で27.7%(同)だった。同時間帯にフジテレビ系で放送されたサッカー東アジア・カップの日韓戦(17.8%)も上回り、同時間帯トップの高視聴率で、放送開始以来右肩上がりの“好業績”を記録した。
 
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次週もどうなるか気になる。
 
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