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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★日曜劇場ドラマ「ドラゴン桜2」が痛快でおもしろい。”半沢”の再来。

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日曜劇場夜9時ドラマ「ドラゴン桜」がおもしろい。この時間枠は「半沢直樹」「ルーズベルト・ゲーム」「下町ロケット」「陸王」など”痛快カタルシス”ドラマを生みだしてきた時間帯。

昨年の「半沢直樹2」以来、テレビの連続ドラマ(1シーズン完結)自体に遠ざかっている。テレビ自体の内容低下(スポンサーの激減で、予算をかけない芸人中心のつまらないものばかり)でテレビそのものを見ていないが・・・。

演出が福澤克雄(ドラマ「砂の器」「半沢」「ルーズベルト」「下町」「陸王」)とくれば面白くないわけがない。

出演者も「半沢」チーム(及川光博江口のりこ)「下町」前回の「ドラゴン桜」の阿部寛、さらに「コンフィデンスマンJP」の長澤まさみらのほか、落ちこぼれ高校生役に明日のスター候補が出演。憎たらしい顔(江口のりこ、写真下)のどアップなど”半沢”色もあって、第1話を見る限り引き込まれる。

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(第1話)偏差値32の龍海学園教頭・高原(及川光博)は、経営再建のため、起死回生の切り札として、弁護士にして教育コンサルタントの桜木(阿部寛)を招聘し、東大合格を提案。しかし理事長の久美子(江口のりこ)は猛反対。

桜木の元教え子で弁護士の水野(長澤まさみ)が学園にやってくるが、桜木が行方不明であることを公表し、久美子は猛反対し続けた。 

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元暴走族で弁護士の桜木は、2年前の事件を最後に姿を消していた。 しかし坂本(林遣都)が居場所を見つけた。桜木は福井県にいて、2年ぶりに水野は桜木と再会。桜木の家賃滞納を肩代わりするから桜木に再び教育現場にたってほしいと頼む。そこで桜木は監修という立場で加わることになった。 

高原は理事会の承認を得るため、久美子の父・恭二郎(木場勝己)を説得。恭二郎は東大合格者を5人出せなければ高原はクビ、逆に5人合格したら久美子がクビということになった。 

桜木は朝学校に向かっている途中、生徒の楓(平手友梨奈)がコンビニで万引きしている現場を目撃。 そして始業式。水野は生徒たちに東大を目指すよう説得するが誰も聞いていない。

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登壇した桜木は「東大には行くな」と全く逆のことを言い始め「お前らなんて東大のほうからお断りだ」と生徒たちを煽り始めたのだ。

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龍海学園に東大進学を目指す特別クラス「東大専科」が設置され、果たして生徒は現われるのか、といった時に2人の茶髪の生徒が登場。心を入れ替えて、やる気を示すために頭を坊主にしてくれといいだす。

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水野がバリカンで坊主頭にすると、生徒二人は豹変。まるでやくざのチンピラのような振る舞い。東大なんかに本当に行くと思ったか、と水野を小ばかにした態度。バリカンカット映像が、その生徒によりSNSにアップされてしまい、理事長らは激怒するのだが・・・。

理事長の座を引き継いだのが「久美子」ということで、元理事長の父と娘の対立はどこかの親子対決の「かぐや姫」にかぶるところがある(笑)。

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海辺のふ頭で突き落とされたり、バイクの追跡劇、はたまた校舎の中をもう然とバイクを飛ばしたりと、破天荒な主人公を演じる阿部寛と、一癖二癖もある生徒たち、学校経営者らとのバトルから目が離せない。

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理事会で、桜木を招くかどうかの多数決投票で、前理事長に仕えてきた側近の一人が反対票を投じたことに対して、桜木に何か弱みでも握られているのかと迫る久美子理事長の形相がすさまじい。

第2話は5月2日(日)夜9時。