今朝の「サワコの朝」のゲストは役所広司だった。「日本アカデミー賞」の常連で、受賞回数は22回にも及ぶ。現在公開中の映画「すばらしき世界」でもシカゴ国際映画祭の観客賞・最優秀演技賞を受賞するなど、日本を代表する俳優として映画界を牽引し続けている。
一方で、40年以上のキャリアがあるが「俳優って何年やっててもうまくならない」と言い、“◯◯を演じる”難しさを永遠のテーマだと語る。
番組は斜め見だったが、「たまに俳優でない人が演じることがあるが、自然体ですごいなと思う」と語っていた。役者にとっては、台本があって、できるだけ自然になるように”演じる”ことになるが、自然さがポイントだというようなことを語っていた。
大俳優でありながら、謙虚さと素朴さを持ち合わせているところが、30代半ばくらいの某「オレ様」気取りの俳優と比べると、懐が深い。
さらに「僕はものすごく“緊張しい”で、セリフが覚えられない」ともいう。今朝は、妻に「きょうは阿川さんと会うから緊張する」と話したそうで、ルーティーンの「水のボトルの取り換え」を忘れてしまい、妻から「取り換えておいた」と“痛恨の一言”があったという(笑)。
最近、CMではトミー・リー・ジョーンズと「共演」している。