竹内結子の衝撃の死から2日、昨日はテレビの各局とも特集をしていた。大親友だったというイモトアヤコは、所属事務所によると、ショックでとてもコメントができる状態にないという。実は、竹内結子とイモトアヤコを結び付けたのが、6年前にさかのぼる。三谷幸喜の舞台劇「君となら」で姉妹を演じているのだ。
2014年9月4日に、渋谷PARCO劇場で三谷幸喜演出による竹内結子が主演を務めた舞台「君となら~Nobody Else But You」をみた。草刈正雄、イモトアヤコが出演した抱腹絶倒コメディだった。
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磯野家の家族構成は、父親(草刈正雄)母親(長野智美)長女(竹内結子)次女(イモトアヤコ)の4人家族。長女が結婚相手を両親に紹介したいというのだが、長女はある理由からなかなか言いだせない。
両親はどこかの青年実業家と信じて疑わない。実は相手は、70歳を過ぎていたのだ!(愛があれば年の差なんて?笑)次女が、とりあえず写真を見せたら・・とアドバイス。その写真というのは結婚相手の男と20代とみられる息子が写っている。当然、両親は写真を見て、若い青年と「勘違い」するというおかしさ。
見どころは、舞台に大規模な流しそうめんのセットを作り、実際にそうめんを流して食べるというシーンが印象に残る。そうめんが食べたくなったものだった。
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公演は東京、大阪、名古屋と続き、稽古も含めれば、3-4か月は拘束される期間だったろう。テレビ、ドラマに忙しい竹内結子が、舞台に集中していた時期もあったのだ。
舞台を見るときの教訓。値段は高くなるが最高席、S席で見るべし。
fpdの席は「A」席で確か9,800円くらいだった。「S」席は13,000円くらいか。舞台で、遠くのほうでは、出演者の表情などがわからないので、いい席がいい。「ミュージカル」などは、群像劇なので、全体が俯瞰して見られるので「A」でもええが。
イモトアヤコといえば「世界の果てまでイってQ」で、太い眉をつけて、猛獣のように世界を飛び回るイメージ。「家売るオンナ」では、不動産会社の怠け者女子社員・白洲美香を演じて、北川景子から「白洲美香、GO~!」といつも怒鳴られていた!
「君となら」ではまったく違ったイモトアヤコを見ることができた。
ちょうど40歳、早すぎる死。残念無念。
ハリウッドでは、女優に取って「40歳の壁」があるという。40歳を過ぎると、役のオファーが来なくなるというのだ。40歳で何か思うところがあったのか、本人しかわからない。
埼玉県さいたま市出身の竹内結子だが、家庭は複雑だったという記事があった。テレビの埼玉VS.千葉などのケンミンショーなどに埼玉出身として一切出てこないのは、そうした子供のころの事情があったのかもしれない。
(つづく)