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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ザ・ゲーム~赤裸々な宴~」(原題:Le Jeu (Nothing to Hide)、2018、フランス)を見る。

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Netflixオリジナル映画「ザ・ゲーム~赤裸々な宴~」(原題:Le Jeu (Nothing  to Hide)、2018、フランス)を見た。食事会に集まった7人の登場人物たちが、全てのスマホの着信を共有するゲームを行うというストーリー。あれ、この映画のストーリーは見たことがある…と思ったらイタリア映画「おとなの事情」(2016)のリメイクだった。

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ワンシチュエーション映画。舞台はアパートの一室だけ。子供の頃から35年来の友人の男4人と、3人の男の妻たち、離婚歴のある独身男の7人が食事会に集まる。そんな中、場を盛り上げようと、それぞれのスマホをテーブルに出し合って、着信があったら、スピーカーで全員に聞こえるようにするというゲームが始まった。当初、渋る男もいたが、やましいことがあるのかと妻に言われて、スマホをテーブルに出した。    f:id:fpd:20191209153105j:plain

やがて、とんでもない驚きの事実が明るみに出て来る、ホラーともスリラーとも取れるコメディ映画だ(笑)。スマホが鳴る。自分にだ、とトムがスマホを取り、スピーカーモードに。宝石商からの電話で「イヤリングはいかがでしたか?」と言う電話。トムの新妻レアは「誰にイヤリングを渡したの!」と問いただすが、返事が曖昧だったので、泣き崩れてトイレに籠城。食事会のホスト役のマリーは席を外すと、イヤリングを外して戻ってくる。妻がイヤリングを外していることに気づくヴァンサン・・・。怖っ。

小太りの独身男ベンが連れてくる予定だった相手が、体調が悪いからと急に参加できなくなった。ほかの参加者は残念がる。ベンは、マルコから、変な写真(浮気相手の裸の写真)が送られてくるので、上手く取り繕うように頼まれていた。マルコのスマホを自分のスマホだと手にとったのはベン。しかし、ベンあての電話を取らざるを得なくなったマルコは、身に覚えのない○○のレッテルを貼られることになるのだ。

散々な食事会パーティだったが、最後に、あっと言わせる「オチ」がある。

 

登場人物:

■関係がギクシャクしている夫婦。

マリー: ベレニス・ベジョ精神科医

ヴァンサン: ステファン・ドゥ・グルート(整形外科医)

■倦怠期の夫婦で、子供たちをマルコの母に預けて参加。

シャルロット: スザンヌ・クレマン

マルコ: ロシュディ・ゼム

■ラブラブの新婚夫婦。

レア: ドリア・ティリエ

トマ: ヴァンサン・エルバズ(タクシー運転手)

バツイチの独身男。新しい彼女を連れてくる予定が体調を崩して欠席という。

ベン: グレゴリー・ガドゥボワ

その他

マルゴ: フルール・フィトゥーシ: マリーとヴァンサンの17歳の娘。反抗期。

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原題:Le Jeu (Nothing to Hide) 監督:フレッド・カヴィエ 脚本:フレッド・カヴィエ ジャンル:ドラマ、コメディ 上映時間:90分 製作国:フランス、ベルギー フランス公開日:2018年10月17日 Netflix配信開始日:2018年11月16日

 

 【参考】「おとなの事情」記事:https://fpd.hatenablog.com/entry/2018/01/26/213000