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<span itemprop="headline">映画「チャップリンの質屋(番頭)」(1916)</span>



活動弁士と楽団付きの「澤登翠(さわと・みどり)活弁リサイタル」の2番目の映画は「チャップリンの質屋」(原題:The Pawnshop、1916)。1916年というと大正5年で、チャップリンにとっては、ミューチュアル社における6作目のサイレント映画。100年も前に、今見ても笑わせるドタバタコメディの一級品映画を撮っていたのには驚く。

元々は「チャップリンの番頭」として公開された。
チャップリンの質屋」は原題に沿った別名。チャップリンが質屋の店員、ヘンリー・バーグマンは質屋の主人 、エドナ・パーヴァイアンスは質屋の娘を演じている。

この映画は、はしごなど小道具を効果的に使用したギャグが多用されている。


                 時計が分解されてバラバラに・・・。

とくに、客のアルバートオースチンが目覚まし時計を質屋に持ち込むと、チャップリンが聴診器で診たり、挙句の果てにそれをバラバラに分解してしまう場面が有名であるとされる。


            「また遅刻か」「いえ、この時計が狂っているのです」

質屋の主人は店員のチャップリンが遅刻したり、仕事をサボるのでクビを言い渡すが、抜け目のないチャップリンは、家に帰ると子供がたくさんいて、とか嘘を言ったり、あの手この手で、仕事をしているふりをしてなんとか店にとどまる。


               「金魚で貸してくれって・・・」「そうよ」

主人の娘もチャップリンを庇う。客との喧嘩のシーンなど、のちのチャップリンの映画「街の灯」のシーンにも見られるような(たとえば殴りかけてくるとひょいっとうまくかわしてしまうなど)動きも笑わせる。

活弁の澤登さんは、登場人物の声をそれぞれ分けて演じるとともに、ナレーションも入る。22分の短編。

無声映画を単に字幕だけで見るのではなく、弁士(語り部)と生の楽団音楽で聴くのとでは、まるで臨場感が違う。サイレント映画を、活弁付きの映画として多くの人に伝えていく活動は稀少で、価値がある。

3作目は「真紅の文字」(原題:The Scarlet Letter、1926)。
実はこの映画が「弁士付き無声映画鑑賞会」のメインで、87分の映画だが、かの
リリアン・ギッシュ主演の名作である。

(別の記事に続く。)

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