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<span itemprop="headline">ドラマ:「続・最後から二番目の恋」(第9話)</span>

続・最後から二番目の恋」も第9話。6月26日の最終話まであと2回となった。
 
今期(4月期)ドラマでは「花咲舞が黙ってない」とともに一番安定しているドラマとなっているようだ。視聴率は13-14%前後をキープ。二ケタを割ったことは一度もない。
 
第9話では、和平(中井貴一)の優柔不断が一つのキーワードのようだった。
物事を決められない、マイナスのイメージだが、和平に言わせると、その意味は”優しく、柔らかく、断れない”で、いい面もあると強調するのだが、千明(小泉今日子)や、弟・妹たちには通じなかったようだ。
 
和平と千明の関係がどういう展開を見せるかがテーマだが、それぞれの取り巻く周辺は、終息の方向にある。
 
市長(柴田理恵)は、会食の席でついに和平に自分が片思いをしていることを告白。和平もこれには、ごめんなさいで、困った表情。ただ、市長によると、片思いにも2種類あって、断られて、ハイ終わり、という場合と、ずっと思い続けさせてもらいたいので、ノーという返事はしないでほしいというもので、後者にしてほしいというのだ。一方的に思い続けるだけならいいでしょうというわけだ。
 
ということで、”市長・課長”(次長・課長をもじって)の漫才コンビでも組みましょうかと冗談をいう市長。これは一件落着。
 
一方、薫子(長谷川京子)に誘われて千明は一緒に飲むことになったが、お互いに苦手なタイプ同士。話もかみ合わないが、男の前で泣けるか、という話になった。
 
千明にしてみれば、自分の弱さなど見せたくない男気のようなものを信念に生きてきたので、人前では泣けないというのだが。話の展開で、薫子と千明は、酒の席に和平を呼び出そうということになり、ふたり同時に携帯で和平に連絡する。どちらの携帯に和平が応えるか、見てみようというのだった。その結果は・・・。
 
薫子に呼び出された和平は、薫子から質問される。
二者択一で。自分のことが好きか嫌いか。これは「好き」と和平。
次に「ではセフレはどうですか」だった。イエスかノーか。この薫子、セフレ、セフレと二言目には口に出すが、わかっているのか、微妙に勘違いしているのか(笑)。
 
和平は、実直で、波風を起こしたくないので、丁重に断ると「わかりました」と、落ち込んで、その場を去る薫子。薫子は、和平の前から消えることになるだろう。
 

千明の中学時代の同級生という男が近くまで来たからと現われ、話をしていたが、これがストッキングのセールスが目的だった。
 
仕事でそれなりに頑張ってきた千明だったが、同級生から、何不自由なく生活している、といったレベルで見られていたことに怒りや切なさが込み上げてきたのだった。その同級生には、少し説教めいたこともいい、ショックを受けた千明だったが、あとからこの同級生が電話で謝ってきたというのだが。
 
千明は、そんな、いろいろなことが身の回りに起こり、和平を誘って愚痴を聞いてもらい飲んでいたが、和平の包み込むような言葉に、ついには涙を見せることに。
 
男におぶさるなんていうのは、死んでも嫌だといっていた千明だったが、家に帰るときには和平の背中におぶさっていた。
 
和平も、自分の前で泣いてくれてうれしかったと背中の千明に語りかけたが、千明は、寝てしまって聞いていないようだ。(背中におぶって帰ることになるとわかっていたら)「もっと近くで飲めばよかった」とつぶやく和平。
 
千明と和平の距離がかなり近づいたような第9話だったが・・・。
 
エンディングには、ミュージカル仕立ての踊りが登場する。
これはテレビ局の社員も、踊る練習を社内で行っているのだという。
社が一丸となって、「続・最後から二番目の恋」を盛り上げようということらしい。
 
いよいよ、次週は最後から二番目の回、そして最終回へと続くのだが。
まさかとは思うが、引っ張るだけ引っ張って、シリーズ3に・・・というのだけはごめんだ。家人も「結婚はないだろうが」とみているものの、ドラマの最後が気になるようで、fpdの考えなどを聞かれるのだが、”わからん(I don't know!)” と答えるより仕方がない(笑)。
 
・・・
千明のセリフで、昔は、一定の年齢になると、周りが見合いの相手を紹介してくれて・・・というのがあったが、アラフォーで、結婚していないのは、結婚したくないなどのポリシーがあるのだろうと周りは思う、などリアルで、うなづける言葉やセリフがあるが、脚本のうまさなのだろう。
 
毎回、会話、セリフの掛け合いのおもしろさからか、あっという間の1時間だった。
 
 
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