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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「アリスの棘」(第6話)「続・最後から二番目の恋」(第5話)</span>


 
アリスの棘(とげ)」は、自分の父親を故意の医療ミスで殺された娘(当時14歳)が、15年後、「殺人」にかかわった関係医師たちへ復讐のため医療を学び、その関係者のいる病院に入り復讐していく物語。
 
第6話では、これまで隠ぺいを隠し続けてきた最高の黒幕にまで手が届いたかに見えたが、相手はさらにその先まで手を打っていて、すべてを見破ってしまい、証拠は隠滅し、「もはや証拠はない」とうそぶくのだが・・・。
 
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復讐の鬼と化した主人公のダーク・ヒロインを演じる上野樹里が、これまでの役とはがらりと変わって、執拗にターゲットに迫る姿が、クールだ。新鮮なイメージは、数年前の「家政婦のミタ」の松嶋菜々子のような印象を受けた新たなキャラクターだ。
 
視聴率は10%前後と必ずしも大きな話題となっていないが、上野樹里の新しいキャラクターは、見どころがある。
 
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続・最後から二番目の恋」(第5話)には、同じ局のドラマ「極悪がんぼ」の尾野真千子がワンカット出演した。「極悪がんぼ」の次回放送では、小泉今日子がお返しに出演するという。
 
さて「続・最後から二番目の恋」(第5話)では、”大人の恋”ということで、直接的な表現はないものの、きわどいセリフがいくつも登場する。和平(中井貴一)は、夫を事故で亡くした薫子(長谷川京子)から、セフレ(セックス・フレンド)を前提に友達になってほしいといわれるのだ。ややドジで、のんびりタイプの癒し系なので、和平との展開がどうなるのか。
 
一方、和平の弟・真平(坂口憲二)と婚約中で間もなく結婚する知美(佐津川愛美)は、まだ自分と真平との間で○○の関係がないので、このまま式を挙げていいのか
やや不安を覚えている。和平にそのことを切り出そうとするが勇気がなくで、話せない。
 

 
千明(小泉今日子)のポストイットの元カレ・高山亮太(加瀬亮)は、脚本家としての才能がないことを自覚、千明からも「才能なし」とあえて言ってもらい、けじめがついたところで、千明の前から姿を消すのだった。
 
そのほか、和平の周りを巡っては、妹・典子(飯島直子)の夫が、愛人と家を出て行ったり、騒動が起こっている。
 
このドラマの見どころは、和平(中井貴一)と千明(小泉今日子)のテンポのいい掛け合いだが、”最後から二番目とは?”といったタイトルの意味も含めて、これからの展開が気になる。
 
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