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【MLB】ドジャースがワールドシリーズ第5戦、ヤンキースを6-5で下し4勝1敗で優勝。

ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦で最大5点差を逆転勝ちし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たした。

大谷翔平選手は「1番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。それでも、移籍1年目で自身の最大の目標の一つだったワールドシリーズでの優勝という栄冠をつかんだ。

第5戦は壮絶な試合となった。打線は1点差の8回に連打と四球で無死満塁の絶好機をつかみ、ラックスの中犠飛、ベッツの中犠飛で逆転した。

投げては7番手トライネンが6回途中から救援して2回1/3を無失点。9回は第2戦に先発登板していたビューラーが救援。歓喜の瞬間をマウンドで迎えたのだった。

優勝トロフィーの授与では、ドジャースチームの選手たち、監督、オーナーなどの関係者が歓喜の喜びを爆発させた。

 

なお、ワールドシリーズMVPには、4本のホームランを放ち12打点、打率3割フリーマンが選ばれ、トロフィーを手にした。フリーマンの連続ホームランもすごかった。

 

大谷選手、山本投手の日本人コンビの活躍が目立った。大谷選手は「最高の1年だった」と試合後に語っていた。

試合後、優勝したドジャーズの選手たちに日本のメディアも含めた報道陣が押し寄せた。4勝1敗のため、ロサンゼルスでの試合は無くなり、優勝パレードが行われるという。

大谷選手は、レギュラーシーズンでは、史上初となる50本塁打&50盗塁を悠々クリアする54本塁打59盗塁の「54―59」をマーク。

初めて出場したポストシーズンでも奮闘を続け、WSでは第2戦で左肩を亜脱臼したものの、欠場することなく打席でヤンキースにプレッシャーを与え続けた。

大谷選手は実力もさることながら移籍1年目でワールドシリーズに優勝するとは、強運も大いに味方し「持っている」と思わせた1年だった。

凄い・凄い・凄い。

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