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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">名画座紹介:目黒シネマ (手作り映画館の雰囲気)</span>


 
東京都内の2本立ての名画座は、シネコンの影響もあって少なくなりつつあるが、池袋、新橋などでは、2本立てで「900円~1,000円」で、頑張っているところもある。
 
先日、目黒駅前にある「目黒シネマ」というところに立ち寄ってみた。
1975年にスタートしたというので、かれこれ40年近く「2本立て」で上映している。
 

上映していたのは「ゼロ・グラビティ」と「パシフィック・リム」だった。料金は、一般1,400円、サービスデー1,100円、シニア900円ということだった。
 
今度ロードショーで見逃した作品の2本の組み合わせが良ければのぞいてみたい。
 
この劇場は、こじんまりとしていて、手作り感が漂っている。
 

 
茶店のメニューのように、映画のタイトルとポイントをチョークで手書きしているのが、ぬくもりがある(笑)。映画が好きな人が運営しているのだろう。
 
驚いたのは、映画の主人公の名前と、過去の作品群(フィルモグラフィ)のポスターを張り出していることだ。
 


 
ゼロ・グラビティ」では、サンドラ・ブロックジョージ・クルーニーの二人の代表的な作品のポスターが張ってあった。映画は2週替わりくらいのようで、その都度、ポスターを張り替えているのだ。結構、手間ヒマかけているが、関連作品も見たくなる人もいるに違いない。
 

 

 
そして父になる」と「四十九日のレシピ」がGW(ゴールデン・ウイーク)期間中の上映作品だ。どちらも未見なので、見てみたい気がする。(注:後日2本とも見た)。
 
シネコンは、便利だが、やや無機質で画一的だが、昔の映画館の風情が残っている名画座も、負けずに続いてほしいものだ。
 
 
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