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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画評論家、淀川長治さん、生誕100年。その足跡と100本。</span>



ことしは、映画評論家の淀川長治さん(1909年4月10日 - 1998年11月11日)の生誕100周年にあたる。

アメリカのテレビの西部劇ドラマ「ララミー牧場」(1960~1963年)の解説でTV(日本教育テレビ
テレビ朝日)に初めて登場した。ジェス役のロバート・フラーが大人気で、毎回TV で見ていた。

その実績により、1966年から始まったテレビ朝日系の長寿番組「日曜洋画劇場」(当初は「土曜洋画劇場」)の解説者として、番組開始から死の前日までの32年間、独特の語り口でファンを魅了し続けた。

小さい頃からチャップリンのファンで、20代半ばで、チャップリンに神戸で出会い、40代で、米国でも
再会を果たしたという。映画雑誌の編集者として、有名俳優、監督に多く出会っています。

TVの洋画解説では、特に「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」や番組のあとの「それでは次週をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら!」は淀川さんの名台詞として語り草となった。

89年の生涯を短く紹介したYouTubeがありますので、取り上げてみました。


淀川さんが選ぶ究極の100本映画:(●=fpdが見た映画、64本でした。少ない!?)

イントレランス/D・W・グリフィス
散り行く花/D・W・グリフィス
キッド/チャールズ・チャップリン
愚なる妻/エリッヒ・フォン・シュトロハイム
十戒/セシル・B・デミル●
ロイドの要心無用サム・テイラーフレッド・ニューメイヤー
チャップリンの黄金狂時代/チャールズ・チャップリン
キートンのセブン・チャンス/バスター・キートン
戦艦ポチョムキン/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
メトロポリスフリッツ・ラング
嘆きの天使ジョセフ・フォン・スタンバーグ
自由を我等に/ルネ・クレール
街の灯/チャールズ・チャップリン
雨/ルイス・マイルストン
グランド・ホテル/エドマンド・グールディング●
或る夜の出来事フランク・キャプラ
大いなる幻影ジャン・ルノワール
駅馬車ジョン・フォード
風と共に去りぬヴィクター・フレミング
邂逅 (めぐりあい)/レオ・マッケリー
チャップリンの独裁者チャールズ・チャップリン
果てなき船路/ジョン・フォード
レベッカアルフレッド・ヒッチコック
市民ケーンオーソン・ウェルズ
疑惑の影/アルフレッド・ヒッチコック
我が道を往く/レオ・マッケリー
荒野の決闘ジョン・フォード
美女と野獣ジャン・コクトー
赤い靴/E・プレスバーガー、M・パウエル
自転車泥棒/ヴィットリア・デ・シーカ●
ママの想い出/ジョージ・スティーヴンス
第三の男/キャロル・リード
サンセット大通りビリー・ワイルダー
羅生門黒澤明
河/ジャン・ルノワール
恐怖の報酬/アンリ・ジョルジュ・クルーゾー●
禁じられた遊び/ルネ・クネマン●
西鶴一代女溝口健二
ライムライト/チャールズ・チャップリン
シェーン/ジョージ・スティーヴンス●
終着駅/ヴィットリオ・デ・シーカ
七人の侍黒澤明
夏の嵐/ルキノ・ヴィスコンティ
道/フェデリコ・フェリーニ
エデンの東エリア・カザン
旅情/デヴィッド・リーン
死刑台のエレベータールイ・マル















モノクロの地味な映画ながら、強烈な印象なのは「かくも長き不在」でしょうか。
映画的な面白さでは「死刑台のエレベーター」「暗くなるまで待って」のサスペンスが捨てがたい
ですね。私の個人的ベスト3映画(「アラビアのロレンス」「ウエストサイド物語」「ゴッドファーザー」)が入っているのがまずうれしいですね。

はて、皆さんは何本くらい、見ていますか?(笑)

それでは、またお会いいたしましょう。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。