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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【「半沢直樹」シリーズ】池井戸潤の「アルルカンと道化師」を読む。映像化に期待。

  

池井戸潤の「半沢直樹」シリーズの最新作「アルルカンと道化師」が3年も前にアマゾンで購入しながら放置して本棚に積んどく状態にありました。

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時間があったので(いつも時間は売るほどあるが。笑)、一気に読んでしまいました。半沢直樹堺雅人の映像イメージがしみ込んでいるので、本ではなく、ドラマを見ているような錯覚さえ覚えました。

大手銀行の本社の役員・担当部長からみたらちっぽけな支店の一介の融資課長に過ぎない半沢直樹

直属上司であろうが、役員であろうが「自分のミスは部下のミス。部下の手柄は自分の手柄…」とするような出世と保身に汲々としている輩には、左遷の脅しなど屁とも思わず正論・真実を叩きつけて、木っ端みじんに打ち負かす…痛快さはここでも健在。

同期入社で、本社の情報を逐一知らせてくる本社勤務の渡真利(とまり、ドラマでは及川光博)がいつもハラハラされられるところもおかしい。

いつものように痛快なセリフも多い。

  

アルルカンと道化師」というタイトルの意味もやがて明かされる。

また、大手IT企業が、業績低迷で沈没しかけている美術系出版社をなぜ買収しようとしたのか。そして、同じ銀行内の別組織である、大阪営業本部が強引に買収工作に加担したのか、これに抵抗した半沢が背後に潜む秘密を知った時、大どんでん返しが待っていた。

 

池井戸潤の作品】

映像化された主な作品:太字は映画化もされた作品。

半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ。「花咲舞が黙ってない」シリーズ、「空飛ぶダイヤ」「ルーズヴェルトゲーム」「陸王」「七つの会議」「アキラとあきら」「ノーサイドゲーム」「シャイロックの子供たち」(映画のみ)「ハヤブサ消防団

 

はやくドラマ化、映画化されるといいが…。

 

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