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【第36回高崎映画祭の授賞式】② 駅周辺散策、ランチ、映画鑑賞、授賞式、飲み会 etc.

          巨大な高崎駅の遠景

第36回高崎映画祭は3月18日に開幕し、3月31日まで、高崎市内の3か所の会場で「邦画セレクション」「洋画セレクション」など厳選された映画や「ニューシネマ・パラダイス 完全オリジナル版」など計46本の映画が上映される。

映画祭の中心的イベントである授賞式には、ドロン祭などドロンファンクラブの徳さんべべちゃんなどとともに参加した。

正午前に高崎駅での待ち合わせだったが、大宮からの快速アーバンにタッチの差で乗り遅れ、鈍行でゆっくりと高崎駅に向かった。それでも待ち合わせの1時間前に着いたので、例によって、ランチと夜の飲み会の場所の下見などのために散策した。

(1)高崎市内散策

高崎駅を降りると、駅構内には「北海道物産展」などがあった。「上野三碑」の像が出迎える。

日本列島東部の古代上野国[こうずけのくに](現在の群馬県)に存在する三つの石碑「上野三碑[こうずけさんぴ]」は、日本に18例しか現存しない古代(7~11世紀)の石碑のなかで最古の石碑群のこと。山上碑[やまのうえひ](681年)、多胡碑[たごひ](711年頃)、金井沢碑[かないざわひ](726年)と呼ばれている。

構内の西口出口付近には高崎名物といえば「だるま」と言われるように「だるまの像」がある。

 

鮮やかな赤色が印象的な、高崎市民になじみ深いだるま。日本の吉祥である鶴と亀が顔に描かれていることから「縁起だるま」「福だるま」とも呼ばれている高崎だるま
平成5年(1993年)には、群馬県ふるさと伝統工芸品に指定されている。

高崎のだるまは、旧豊岡村が1955年に高崎市と合併するまでのおよそ140年の間、豊岡だるまと呼ばれていた。現在は高崎だるまとして商標登録を行い、全国にその名が知られている。色塗りに使う材料が簡単に手に入らないなどの理由で、一時期は生産量は少なかったよう。

1859年の横浜港の開港で、海外からスカーレットという赤の顔料が輸入されるようになったため、だるまの生産が盛んになっていく。

徐々にだるまの作り手が増えていき、1909年ころには18軒になった。現在では72人の職人が伝統を継承しているという。もちろんだるま生産量では日本一を誇る。

ちなみにfpdが勤務していた会社では、年2回の全国社員大会で春にだるまの一方の片目に筆で「目入れ」を行い、秋に目標を達成したらもう一方に目を入れるという習慣があった(笑)。

毎回「高崎映画祭」では受賞者にだるまが配られ、撮影の時にだるまをもって撮影に臨んでいる。

 

街中を「無料チャリ(自転車)」の貸し出しがあり、うまく利用すると、街中をスイスイとサイクリングで楽しめる。自転車を返却できるところもあちこちにある。ただ、ラーメンを食べている間に、自転車をもっていかれても文句は言えない(笑)。

  

 駅構内にあった「上野三碑」のマンホール

らんぷさんのような熱心なマンホーラーではないので、探し回らないが、気が付いたらパチリ。

市内を走るバスもコンパクト。

ランチは埼玉県が発祥の地の「日高屋」、夜の飲み会の場所は庶民的居酒屋チェーン「魚民」を候補にする。

(2)ランチ

待ち合わせの時刻になったので、駅の改札方面に急ぐ。徳さん、べべちゃんと合流、ランチは、駅構内にある「日高屋」へ。創業者が埼玉県日高市の出身がその名前の由来。

キャッチフレーズは「熱烈中華食堂」。コストをかけずに集客を図れる立地条件として、駅前をはじめとした人通りの多い一等地に、あえて集客力のあるマクドナルドや吉野家の近隣を選んで出店している。

 

ラーメンもあえて「中華そば」と呼び、中華そばと半チャーハンのセットがおススメで、徳さん、べべちゃん、fpdが注文。

 

社名はハイデイ日高で、本社が所在するさいたま市大宮区を本拠地とするJリーグクラブ・大宮アルディージャのスポンサーも務めている。生ビールやつまみなどのサイドメニューを豊富にすることで、居酒屋利用層の「ちょい飲み」需要も取り込んでいる。

そのちょい飲み需要を代表するかのように、昼からべべちゃんビールを飲んでいた(目撃談。笑)。

 確かにジョッキ・グラスが見える

(3)映画鑑賞

授賞式入場券(2,500円)を購入すると、映画1本が無料で鑑賞できる。fpdは、昨年大いに話題となり、日本の映画賞を席捲したが、未見だった「ケイコ 目を澄ませて」を見た。

主役のボクサーを演じた岸井ゆきのの「顔力(かおじから)」が圧巻。耳が聞こえないというボクサーにとっては致命的だったが、昔ながらのボクシングジムの会長により仲間とともにトレーニングする姿がインパクトがある。記事は別にアップする予定。

べべちゃん徳さんは、同じころの時間帯の別の映画「靴ひものロンド」を見た。

(4)シネマテークたかさき

ケイコ 目を澄ませて」の鑑賞後、授賞式まで30分ほど時間があったので、徳さんべべちゃんが見ている映画館「シネマテークたかさき」まで歩き再び合流。

 

 

   シネマテークたかさきの入り口と内部(手作り感がある)

(5)メインの授賞式

昨年は授賞式チケット申し込みが遅れて、最後列の隅だったので、今年は、販売開始の朝10時にパソコンの前に構えて即注文した。映画館の指定席のように座席を選べなかったが、特等席ともいえる前から10列目ほどのど真ん中だった(ラッキー)。

授賞式記事はこちら↓。

fpd.hatenablog.com

(6)飲み会(食事会)

居酒屋チェーン「魚民」で会食会。徳さん、べべちゃんとは昨年のアラン・ドロン祭以来の再会。ほとんどドロン会オフ会(笑)。徳さんからは、べべちゃんの記事でも紹介されていたが「キネマ旬報」最新号の記事の切り抜きコピー高崎名物の最中を、べべちゃんからはお菓子をいただいた。

 

 

徳さんの映画音楽や作曲家のコンサートの話、べべちゃんの料理上手のわけ(以前のブログで料理レシピをテーマにしていた!)などの話を聞くなど、楽しい時間の3時間があっという間に終わった。相変わらず、べべちゃんのお酒の強さには、徳さんもfpdも言葉も出ない…笑。

夜9:30分解散となり、それぞれローカル線(徳さん群馬県)、高崎線fpd=埼玉県)、新幹線(べべちゃん=神奈川県)を利用して帰宅の途に就いた。

充実した1日だった。

徳さん、べべちゃん、ありがとうございました。

 

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