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映画「ラブ、ウェディング、リピート」(原題: Love Wedding Repeat、2020)を見る。

ラブ、ウェディング、リピート」(原題: Love Wedding Repeat、2020)を見る。「ラブ・アクチュアリー」を彷彿とさせるイギリスのドタバタ・ロマンティック・コメディ。

監督はこれがデビュー作のディーン・クレイグ、主演はサム・クラフリン2012年公開のフランス映画「Plan de Table」のリメイク作品。

タイトルにRepeatとあるのは、結婚式が別な形だったらこうなったと二種類が描かれることによる。一方はドタバタで最悪。もう一方は、ハッピーエンド。

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ジャック(サム・クラフリン)は近々ロンドンの実家に帰ることになっており、その前にディナ(オリヴィア・マン)に告白したいと思っていたが、どうにも勇気を振り絞れずにいた。

そんなある日、ジャックは週末を利用してローマにいる妹・ヘイリー(エレノア・トムリンソン)を訪ねることにした。ディナはヘイリーのルームメイトだったので、ジャックは彼女に告白できる機会がやってくるはずだと期待していた。

ところが、ジャックのルームメイト、グレッグ(アレキサンダー・フォーサイス)の空気を読めない邪魔な乱入によって告白のタイミングを逸した上に、お別れの挨拶をすることすらできなかった。

それから3年後。ジャックはヘイリーの結婚式でディナと再会。招待客が次々とトラブルを引き起こすという混乱の中、ジャックはディナに自分の思いを伝えようとするのだった。

  「顔じゃない?」「そうよ。ありのままがいいの」

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この映画が監督デビュー作ということで、あまりまとまりがなく、前半はやや単調。ラスト近くで、もうひとつのストーリーが描かれ、全体が丸く収まるようなハッピーエンド仕立てにしているのは良かった。

チャンスが訪れるというのは人生でそれほど多くはなく、タイミングの時を逃すな、という教訓を教えている。

また、この映画に登場する人物のように空気が読めない人間や、自分のことばかり話したがる傾向の人間が多いが、相手の話に耳を傾けることのほうがどれほど大事かということも。

アナと雪の女王」の歌ではないが、カッコつけたり、いいところを見せようとするよりも ♪ありのままで…♪ がいいというのは古今東西変わらないようだ。

日本語のタイトルはなんとかならないものか。これでは「インディアン、ウソ、ツカナイ」と変わらない(笑)。guchさんに知られたら、抗議されるぞ(笑)。

ホラー、スプラッターより、気楽に見られるコメディがいい

■登場人物:

サム・クラフリン:ジャック

オリヴィア・マン:ディナ

エレノア・トムリンソン:ヘイリー

ジョエル・フライ:ブライアン

ティム・キーシドニー

アシュリング・ビーレベッカ

ジャック・ファーシング:マーク

アラン・ムスタファ:チャズ

フリーダ・ピントー:アマンダ

パオロ・マッツァレリ:ヴィッテリ

ティツィアーノ・カプート:ロベルト

アレキサンダー・フォーサイス:グレッグ

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↑オリジナルのフランス映画

 

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