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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「セカンド・アクト」(2018)を見た。劇場未公開(Netflix)。

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セカンド・アクト」(原題:Second Act, 2018)を見た。劇場未公開(Netflix)。監督は「50回目のファースト・キス」のピーター・シーガル。主演は歌姫と言われ「Shall We Dance?」に出演したジェニファー・ロペス

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主人公のマヤ(ジェニファー・ロペス)は、43回目の誕生日を迎えた。仲間たちがサプライズパーティを開いてくれたが、マヤは願い事として「学歴社会のない平等な社会になりますように」と祈った。そんな中、親友の子供が勝手にマヤのフェイスブックやその他のプロフィールを全て書き換えてしまい、高卒のマヤが、ハーバード大学卒業で、経歴は超大手企業に勤務としてしまう。

 

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ニューヨークの大型量販店に勤め始めてから15年が経ち、店長になる日も近いと思っていたが、経営学修士号(MBA)を持つ男性が店長に選ばれ、店を辞めることに。その新店長は「歳からいっても転職はムリだ」と見下すような発言があり、マヤは「見ていて」と大見得を切って職場を後にするのだった。

 

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新たな就職先はコスメを取り扱う超大手企業で、有能なプロダクト開発のコンサルタントと言う触れ込みで入社する。プレゼンで、完全オーガニックではないのに、容器にオーガニックを唄っているのは消費者に嘘をついていることになると指摘するマヤは、正直に自分の考えを伝えるが、会社の利益のために仕方ないとゾーイを中心に従業員から反感を買ってしまう。そして敵対し、それぞれ3ヶ月の期間でプロダクト開発で勝負することになる。

CEOの娘で幹部として働くゾーイ(ヴァネッサ・ハジェンズ)が実はマヤが昔、養子へ出した実の娘だったことが明らかになる。

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学歴社会や養子の問題などの課題に対する葛藤や愛などについてフォーカス。量販店の販売員から一流企業にスカウトされるサクセスストーリーだが、そこには嘘があり、真実を生きるため「第二幕」(映画のタイトル)に挑戦していく姿が描かれる。スタイルのいいロペスと、キュートなヴァネッサ・ハジェンズを観る映画。

 

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★主人公マヤ・バーガス(ジェニファー・ロペス

高校中退の低学歴のアラフォー女子。ひょんなことから高学歴エリート女子として一流企業で働くことになるが、嘘と真実の狭間で四苦八苦。ボーイフレンドとの仲も上手くいかず、就職先で新たな真実も明らかになり、ますます人生がややこしくなる。社長から提案された100%オーガニックスキンケア商品の開発にマヤは全力で取り組むのだが・・・・。

★ジョーン(リア・レミニ

マヤの親友で同僚。口は悪いがマヤをいつも気遣っている。息子が一流大学であるスタンフォード大学にいることを誇りに思っている。

★ゾーイ(ヴァネッサ・ハジェンズ

マヤが就職したF&Cの若手副社長であり社長の1人娘。新商品開発でマヤとの勝負する相手チームのリーダー。実は出生の秘密がある。 

★トレイ(マイロ・ヴィンティミリア

マヤの彼氏。マヤと子供をもうけて新しい家族としてスタートさせたいと思っているが、マヤの煮え切らない態度にウンザリしている。

★アンダーソン・クラーク(トリート・ウィリアムズF&Cの社長でゾーイの父親。社長でありながらユーモアがありマヤのボートでの失敗にも笑ってすます大らかな人間。

★アリアナ(シャリーン・イーF&Cで働くアジア系女子。マヤのチームで助手として活躍。高所恐怖症で窓際には近寄らない。

チェイスアラン・アイゼンバーグF&Cで働く化学部門のディベロッパー。スキンケアの実験に取り組む仲間。ドジで冴えない男だが、アリアナと良い感じに?

★ロン・エブセン(フレディ・ストローマ) マヤの学歴詐称に疑惑を抱く唯一の社員。やり手で商品開発対決ではマヤの相手チームとしてゾーイ側につく。マヤの経歴を外部に調査依頼して、大学を卒業していないことを知るが・・・。