田中たま子(真木よう子)は、真面目で働くことが大好きな独身女性。
小さな仕出し会社に勤めていたたま子は、その会社がカリスマ社長・雨木太郎(杉本哲太)率いる大手飲食会社「ライクダイニングサービス」に吸収合併されたのを機に、全国展開を見据えた新規店舗のプロジェクトに参加することになった。
だが、会社は極端なほど男性偏重で、手柄はすべて男たちのもの。
おまけにセクハラ、パワハラが日常的に横行していた。
それでもたま子は、物件や料理人探しに奔走し、やがて優れた腕を持つシェフ・門司誠人(東出昌大)と出会う。
そんな折、たま子は、高校時代の友人でもある同僚・藤村五月(菊池亜希子)が、屈辱的ともいえる酷いセクハラを受けた上に異動させられたことを知り、ある復讐を決行する。
会社の内外でセクハラが横行。飲み会では、女性社員をキャバクラ嬢と勘違いするほどの扱い。たま子は、バケツをいくつか持って会社で、社員の名前を呼ぶ。その社員が立ち上がったところで、バケツの水を浴びせるのだ。痛快。
職を失ったたま子は、古いビルの屋上に仲間を呼び出す。元同僚でプライドばかり高い東大卒の新田結実(二階堂ふみ)、家出中のフリーターで人間嫌いの雨木千佳(松岡茉優)、高校時代の同級生で子どもを連れて家を出た専業主婦・森村鏡子(臼田あさ美)、前の会社の同僚だが謎の多い烏森奈々美(YOU)、女装好きのゲイという理由で仕事を得られなかった一流パティシエの几ハイジ(安田顕)などが集まっていた。
たま子は、集まった皆に提案する。
「この屋上は、夜の空が見える、木が見える、星が見える。ここでレストランを開きたい」と。集まった面々は、「客として来て欲しい」ということかと勘違いするが、店を手伝って欲しいというものだった。
人間嫌いの人間もいるが、完璧な料理ができるシェフもいる、という人物を紹介する。その人物が作った料理をだし「返事は食べてから」ということに。
「ハリー・ポッターの子役の現在の姿を見た時くらい驚いた」という奈々美だったが、
全員が協力を誓うが、ビルの向かいは、ビストロの専門店がある場所だった。
元気になるようなドラマで、後味がいい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:
ついでにクリック・ポン♪。