<span itemprop="headline">★「冬ドラ」（１月期ドラマ）はいろいろだが・・・。</span>

　　　杏のキャラクターが面白く・・・。

１月期のドラマは、これまでの医療、企業、警察・捜査モノといった定番とは一味違うようだ。一応初回だけは見るようにしたが、継続して見るのは２～３本くらいに絞られてきた。

いまのところ一番面白いのが、杏主演の「デート　～恋とはどんなものかしら～」。

一流大学の理系卒業の、”リケ女”を演じる杏が、まるでロボットのように、立板に水のごとく理路整然と語るのが、面白い。自らを”高等遊民”と名乗り、働く気などさらさらないニート男（長谷川博己）の、自己弁護もかなり独善的。結婚相手は、寄生するための手段。目が離せないドラマの筆頭だ。

日本テレビ系の「○○妻」は、テレビドラマ史上、最高視聴率となった「家政婦のミタ」と同じ脚本家で、同じ日テレビ系の水曜夜10時枠で放送中。

ニュース番組「News　Life」のキャスターを務める久保田正純（東山紀之）は過激な発言が人気。そんな正純を支えるのが妻のひかり（柴咲コウ）だ。このひかりは、
家事全般はもちろん、あらゆる側面から夫に献身的に尽くし、理想の妻として正純の同僚や親や姉に賞賛されていた。

　　　　　　　　　　　　献身妻に隠された秘密とは・・・。

一方で、徐々に明かされるひかりの”秘密”がベールを脱ぐところが視聴者を引きつけているようだ。正純の番組に有名小説家を出演させるために秘密を握り、隠し撮りした写真で脅迫するといった過激な側面もみせ、その小説家は、対談相手の正純に「あの奥さんは、なんなんだ」とまで言わせる。　

正純の父（平泉成）が病気で倒れ、母（岩本多代）がきょうだいの間でたらいまわしにされそうになった時には、自ら義母を引き取ると名乗り出た。だが、実はひかりは、正純とは結婚をしておらず、契約書に従った共同生活を送っていたという事実。

その契約内容は「契約は3年ごとに更新」「子どもは作らない」「それ以外は何でも正純の言うことに従う」「浮気もOK」というもの。

ひかりの前に、かつてひかりを捨てたと思われる母親（黒木瞳）が登場、過去になにか隠された事実があるようで、それは当然ひかりの夫もだれも知らない・・・。

次を見ないではいられないような作り方に、嫌でも引き込まれる。