fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★ドラマ「陸王」(第1話)</span>



池井戸潤原作のドラマ「陸王」第1話を見た。初回は2時間。
原作を読んでいるので、主人公・宮沢紘一役所広司)を応援する人物、反対に敵対する人物などは誰が演じるのかと興味があった。初回の平均視聴率が14・7%(関東地区)と好発進だった。

半沢直樹」は終始20%視聴率で最終回は40%を超える社会現象になった。
陸王」も、旬の若手俳優も出演していることから、今後口コミなどや反響で、20%に近づいていくのではないかと見る。
 
銀行出身の池井戸潤は、銀行内の融資担当などが中小企業をいじめる融資課長などをぎゃふんと言わせる切り口で痛快だった「半沢直樹」のように「陸王」でも、横柄な態度で中小企業に対して、貸し渋りをする課長や支店長の姿を描いている。
 
ドラマの中で、敵味方という構図がはっきりしているところが面白い。

足袋製造で100年歴史がある「こはぜ屋」だが、時代は、足袋離れを起こしているのは明白。銀行の直接の担当者・坂本(風間俊介)は、熱血行員だ。

宮沢社長に、新規事業を進めるなど、親身になっているが、その上司の課長、支店長は、リストラをすべきだと主張する。結局、坂本は、島流しといわれる前橋支店に転勤となる。第2話以降に出てくるが、坂本の力で、こはぜ屋にとって、起死回生の巻き返し作戦が始まる。
 
原作、ドラマを通して、スポーツシューズの課題である軽さ、自然な履き心地、怪我をしないための着地(ミッドフット)、ソールの開発と素材などについて改めて知ることが出来る。“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発を目指すこはぜ屋。



たかだか20人の社員という零細企業のこはぜ屋は、大手シューズメーカーとのコンペに負けて、いかにして巻き返しを図るのか・・・が今後の見所となる。

主演の役所広司は、十数年ぶりの連ドラ出演。何が役所を動かしたのか。
原作を読んだ役所は、これはやる価値があると決断したという。それだけに、気合の入れ方が違う。ランナーに扮する竹内涼真は、今や若手で人気がうなぎのぼり。春先のオーディションで、この役はほかに取られてくないと、この役を熱望したという。



悪役でピエール瀧小籔千豊などが参加している。
 
宮沢紘一…埼玉県行田市、創業100年の足袋を製造する老舗会社「こはぜ屋」の社長。業績の低迷に悩んでいたが、ある日「裸足」の感覚で走れる「ランニングシューズ」の開発を思いつき、プロジェクト・チームを立ち上げる。
山賢人
宮沢大地…紘一の息子。「こはぜ屋」を手伝いながら就活しているが、本当にやりたいことがわからずモヤモヤしている。足袋屋には将来性はないと宮沢に反発している。
富島玄三…通称・ゲンさん。「こはぜ屋」の経理担当常務。先代の社長時代から勤めている“大番頭”。新規事業に乗り出したい宮沢に、現実的な視点で苦言をいうことも。
正岡あけみ…「こはぜ屋」の縫製課リーダー。平均年齢60歳のこはぜ屋の縫製課を束ねる元気なおばちゃん。うるさ方の富島が頭が上がらない人物。ムードメーカーで、長年培ってきた縫製技術は“国宝級”とも言われる。新規事業「陸王」のメンバーとして参加する。
西井冨久子…「こはぜ屋」縫製課の最年長かつベテラン縫製員。足袋のデザインも担当。
上村依子
橋井美子…「こはぜ屋」縫製課のスタッフ。
水原米子…「こはぜ屋」縫製課のナンバー2。縫製技術に長けており、「陸王」プロジェクトに参加する。
吉谷彩子
仲下美咲…「こはぜ屋」縫製課の最年少スタッフ。高校卒業後「こはぜ屋」に就職。ミシンの使い方も社会人としてのマナーもすべて「こはぜ屋」から学ぶ。真面目で気遣いのできる性格。
内村遙
安田利光…「こはぜ屋」の係長。通称・ヤス。面倒見がいい若手社員のまとめ役。何かと衝突しがちな宮沢と富島の“緩衝材”的存在。好奇心旺盛で新規事業参入にも興味を示す。
宮沢美枝子…宮沢の妻。夫の仕事を支え、息子の大地の就職活動を応援する良き妻であり、良き母。美枝子の言葉が気づきのヒントになることも。
宮沢茜…宮沢の娘、家族思いの女子高生。父の作る足袋が大好きで、父と兄の潤滑油のような存在。
緒方敦
広樹…大地の同級生。大地同様、就職活動中。大地が心を許せる親友。
光石 研
有村融…スポーツ用品店オーナー。スポーツメーカーに勤務後、独立してスポーツショップを経営。ランニングインストラクターとしての肩書きも持ち知識も豊富で、「陸王」の開発にも助言する。
江幡晃平…「こはぜ屋」に出入りするセールスドライバー。高校時代は陸上部・長距離の有名選手だった。ランニングシューズ「陸王」の開発に協力することに。
寺尾 聰
飯山晴之…「飯山産業」元社長。飯山産業は「陸王」に欠かせない素材「シルクレイ」を作っており、「陸王」の開発に協力する。
飯山素子…飯山の妻。飯山を献身的に支える。
茂木裕人…「ダイワ食品」新人陸上部員。箱根駅伝で注目され入社した期待の新人だったが、膝を痛めてしまう。フォームの改良に挑むなか「こはぜ屋」のランニングシューズ「陸王」と出会う。
和田正人・・・平瀬孝夫
城戸明宏…「ダイワ食品」陸上競技部の監督。
野岳
毛塚直之…「アジア工業」陸上競技部部員。茂木とは、かつて箱根駅伝5区でデッドヒートを繰り広げたライバル。日本の陸上長距離界を担う天才ランナーと言われる。
坂本太郎…埼玉中央銀行の行員。企業融資担当で、「こはぜ屋」に新規事業の提案をする。
大橋浩…埼玉中央銀行の融資課長。はじめは「こはぜ屋」の新規事業に懐疑的で宮沢や坂本と対立するが、徐々に「こはぜ屋」の「陸王」開発へのひたむきな姿勢に共感するように。
家長亨…埼玉中央銀行行田支店長。銀行の支店長であることを鼻にかけ、零細企業を小バカにしている。「こはぜ屋」の新規事業に情熱を傾ける坂本とはそりが合わず、卑怯な手を使うことも…。
小原賢治…「こはぜ屋」のライバルである大手スポーツメーカー「アトランティス」の営業部長。一流大学を卒業後、アメリカの有名大学で経営修士号を取得という輝かしい経歴を持つ「アトランティス日本支社」の営業部長。利益至上主義で、まるで悪代官のような性悪。
佐山淳司…「アトランティス」に務める小原の部下。小原にゴマすりをしながら生き延びている。
村野尊彦…カリスマシューフィッターと呼ばれるシューズ調整のプロ。「アトランティス」の営業部に所属して選手のサポートに務める。高い技術力に加え、選手からの信頼も厚い人物。

・・・

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。