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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ「家売るオンナ」(第4話)</span>


           婚活料理パーティに参加する三軒家(北川景子

家売るオンナ」の北川景子が演じる不動産のパワフル・セールス・ウーマンである三軒家のキャラクターは、北川景子にぴったりのはまり役という声が聞かれる。

クールな表情で、顔は口元しか動かず、セリフも一本調子で、動きもほとんどなく、
”感情表現をしなくてもいい役”で、かつての「家政婦のミタ」のように、ある意味では変わり者でロボットのような性格なのだ。

演技がうまい下手は関係なく面白い。
脚本と、女優の魅力か。

ドラマの主演女優として、ちょうど30歳になった北川景子は、今回のキャラは、「美人の三軒家」と「ブスの白洲美加」(イモトアヤコ)を対比させているのも大成功かもしれない。イモトアヤコも、ダメダメぶりが板についていて、こちらも負けてはいない。

「仕事ができる」三軒家vs.「仕事ができない」庭野聖司(工藤阿須加)、「部下に厳しい」三軒家vs.「部下に甘い」屋代課長(仲村トオル)といった対比も、三軒家の魅力を側面から押し上げている。

・・・
「家を買いたい」というホームレスの老人に、外見で判断して話も聞かず「アパートなら駅前の不動産屋へ行けば」という白州美香。一方、「買いたいという客に話も聞かないのはどういうことか」と詰め寄る三軒家。「お金がなさそう」と食い下がる白州美香に「お金がないのがどうしてわかる」と追及する三軒家。

ネットでチェックしていた社員が、ホームレスの老人こそ、電気会社の創業者であることがわかる。同僚から「三軒家さんは、初めから会社の創業者だと知っていたのか」と聞かれ、「不動産屋です。投資家の上位クラスの顔くらいは頭に入っている」と抜かりがない三軒家だった。

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「家を売る」ためには、婚活パーティにも参加し、ホームレスと昼間から酒を飲み、どんちゃん騒ぎの歌(お座敷小唄)をうたい「あ、それ、あ、それ!」と合いの手、手拍子も無表情で入れるところでは、腹を抱えて笑ってしまった。すごいとしか言いようがない北川景子!(笑)。

「自分もホームレスでした」というのは、真実だったのか、方便だったのか。

ノリに乗っている北川景子といえるかもしれない。


毎回、家を買う人間、家族が問題を抱えていたり、一癖あるところが面白い。


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