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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!」(2012)</span>



バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!」(原題:Bachelorette、2012)を見た。
バチェロレッテ」とは未婚女性を意味し、既婚歴のない未婚男性を意味する「バチェラー」(Bachelor)から派生したアメリカ英語である。

独身(バチェラー)最後の夜を大騒ぎして過ごすバチェラー・パーティの女性版を描いているが、ひと昔前に流行ったドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」をほうふつとさせるような映画。

突然訪れた、高校時代の同級生の結婚というニュースに動揺する独身3人組の暴走を描くコミカルなガールズムービー。女性同士の嫉妬は怖い?という映画でもありますね(笑)。自分以外の友達が先に幸せになるのは許せない?という心理。

スパイダーマン」などで知られる女優キルスティン・ダンストのほかに、テレビなどで活躍するジーキャプランサシャ・バロン・コーエンの妻として知られるアイラ・フィッシャーが、様々な悩みを抱える微妙な年頃の女性をリアルに演じる。

・・・
高校時代の同級生ベッキーから結婚が決まったことを聞かされたレーガンキルステン・ダンスト)は、すぐに親友のジェナ(ジーキャプラン)とケイティ(アイラ・フィッシャー)にその旨を報告。

バチェロレッテ(独身女性)の3人は、お世辞にも美人とは言えないベッキーが自分たちより先に結婚することにショックを受ける。



結婚式に出席するため、3人はニューヨークに集結。
結婚前夜パーティではしゃぎすぎて新婦のドレスを破ってしまう。結婚式まであと12時間。ドレスをなんとかするのに奔走する一方、結婚の気配がない彼氏との関係、昔との恋人の再会、行きずりの恋などそれぞれが抱える問題も絡んできて、彼女たちの大暴走はさらに加速する・・・(MovieWalker)。



・・・
かつて高校ではクイーンとして華やかな時代を送ったレーガン、ケイティ、ジェナの3人組はBEE軍団と言われていた。現在はいずれも独身。

ところが、高校時代の友人でかなり太めで当時は「ブタ顔」といわれて、本人にとっては禁句であったが、その当人のベッキーが結婚するということになり、それがサブタイトルになっている。

太ってさえない容姿の友人・ベッキーが結婚すると聞き、レーガン・ジェナ・ケイティは友人の結婚を素直に祝えないでいた。というのも、自分たちより容姿が劣っているベッキーが先に結婚することに納得できないのだ。

特にレーガンは、4人の中では自分が最初に結婚すると思っていたのだが、研修医の恋人とは結婚できる気配はゼロ、LAで暮らすジェナは高校の頃の元彼に未練たっぷりで、アパレル店員のケイティはその場限りの体の関係を繰り返すばかりといった具合。

しかし、ベッキーの結婚式の幹事をレーガンが務めることになり、久々に3人が揃うことになった。高校時代の男子同級生も姿を見せる中、ケイティとジェナはバチェラーパーティでベッキーを怒らせてしまうことに。なんと、余興として、男のストリップを計画していたのだった。

この映画、下品な言葉のオンパレードで、放送禁止用語、字幕禁止用語も多いが、うまくオブラートに包んでいる。太目を気にするベッキーは、出席者などの目が気になるというのだが、レーガンは「ファック・エブリワン(他人なんかクソくらえ)だ」と勇気づける。

男の裸のストリップが始まったところで、ベッキーが怒って中止させたのだが、翌日になると、せっかくアレンジしてくれた友達たちに謝り、後悔していうのだ。「夫になる男以外に、もう1本、見ておけばよかった」。

しかし、結婚式の友人の男のスピーチは、参列者が凍り付くようなスピーチだった。
品位を欠くのでここでは省略するが・・・笑。




ドタバタの結婚前夜と結婚当日を、コミカルかつ騒々しく描いている。
前日、新婦の特注の横幅のあるドレスを女性2人で同時に着てみようと試すのだが、びりびりと切れてしまったからさあ大変。裁縫ができる知り合いに無理に頼み込み、クリーニング店で、店員が帰るところを無理やり頼んだり、2-3時間後に結婚式が始まるというのに間にあうのか、といったハラハラもある。

気楽に見る分には、おもしろい。

★★

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