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「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)を見たときに、長澤まさみ(当時17歳)が清純派のイメージで登場し「キューポラのある街」の吉永小百合を彷彿とさせた。勝手に、これは”小百合の再来(さゆらい)←苦しい?”と思ったものだ。
現在28歳の長澤まさみだが、168センチの長身で美貌、プロポーションにも恵まれ「モテキ」では、小悪魔的で魅力たっぷりだったし、その後も女優のキャリアを積んで、女優の道をまっしぐらという印象だ。吉永小百合というよりは、加賀まりこか?
二階堂ふみの映画における七変化ぶりにはいつも驚かされる。
注目している女優のひとりで、デビュー作「ガマの油」や、「四十九日のレシピ」のあっけらかんとした、やや能天気な女性や「地獄でなぜ悪い」のヤクザぶり、昨年公開の「私の男」などの大胆な役柄などを見ると、とてもハタチそこそこの女優とは思えない存在感がある。30年後に岩下志麻のように大女優になっていても、おっさん世代は墓の中で、見届けられないが。 はかなし、はかなし・・・。
特に好意を寄せる会社の課長(小泉孝太郎)は、独身主義を貫くが、ランチの時に、小泉を見るときの相手の目に飛び込むような、射るようなまっすぐな視線の”座っていること”と言ったら(笑)。相手の男優も、タジタジになるほどだったろう。
「エイ・ハラ」では、入社1年目の新入社員でありながら、重役会議で、常務に「女性が輝く職場なんていうこと自体が男のハラスメントなんだ」という啖呵をきるところが圧巻だった。
「愛と誠」(2012)では18歳の可憐な女子高生だったが、このところの武井咲は、オスカー・プロモーションの3人娘(ほかのふたりは、剛力彩芽=ごうりき・あやめ=と忽那汐里=くつな・しおり)の中では一歩抜きん出ている印象。剛力は、キュートな可愛さはあるがCMの露出は多いが、映画、ドラマは主演までは難しいのか少ない。
※二階堂ふみの映画の一部は下の「TB」で。
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