映画「寄生獣」(2014)を見た。
見たが、予想通り、残念な映画だった。
好みの問題で仕方がないが、現実味のない、漫画の世界を映像化しても、しらけてしまう。「完結編」との2部作で、「完結編」の公開を睨んで観客を呼び込もうと、きのう地上波初と銘打って「金曜ロードショー」で放送された。2時間付き合うのがしんどかった。
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謎の寄生生物パラサイトが現れた。
パラサイトは人間の脳に寄生し肉体を操り、人間を捕食していく。
高校生の泉新一(染谷将太)にもパラサイトが近づき脳に寄生しようとするが失敗。
パラサイトはやむなく右腕に寄生する。
地球を破壊する人間を淘汰するために生まれてきたというパラサイトに、生き残りをかけ戦う人間たち。価値観が揺らぐ中、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく・・・(MovieWalkerより)。
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脇役女優専門の余貴美子は、とにかく出演本数が多い。
普通のおばさん役から、異色の神がかり的な役(「八日目の蝉」)まで幅広く、存在感がある。東出昌大は、「桐島、部活~」以来、ドラマ、映画に活躍だが、いい人役から一気に転じて、「寄生獣」では、話し方や不気味な笑いが印象的だ。とにかくどでかい(笑。189センチ)。
山崎監督は、「永遠の0」では、硬派な映画でさらに脚光を浴びたが、「Always 三丁目の夕日」のシリーズの新作、たとえば大阪万博、フォークソング、学園紛争が吹き荒れた1970年前後の「’70」でも撮ってくれた方がありがたい。
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