俳優の名前のカタカナ表記に、ときどき「おや?」と思うことがある。
もともとの呼び方を正式に変更、という例はある(思いつくまま)。
■ウォーレン・ビューティ→ウォーレン・ベイティ
■バーバラ・ストライサンド→バーブラ・ストライサンド
■アル・パシーノ→アル・パチーノ
榊原郁恵の歌に「アル・パシーノ+(たす)アラン・ドロン<(より)あなた」
(1977)という歌もあった。
■アーシュラ・アンドレス→ウルスラ・アンドレス
★「それでも夜は明ける」(原題:12 Years a Slave) の Chiwetel Ejiofor は
日本では「キウェテル・イジョフォー」という表記が多い。しかし、発音で近い
のは「チューウェテル・エジーオフォー」のようだ。「C」は「チ」というわけだ。
ダ・セイフライド」が多いが、本人は、インタビューで「サイフレッド」
と言っている。ちなみに妹は「サイフリード」というというからやや
こしい。
★David Niven などは、「デヴィッド・ニーヴン」が多いが、その
子供たちは、「二ヴェン」だという(Wikiなど)。このDavid も、デビッ
ド、デイビッド、デヴィッド・・・といろいろ。サッカーの「ベッカム」の
ファーストネームは、「デビッド」「ディヴィッド」「デイビッド」とあった。
シア・ラブーフと表記されていたこともあるというが「ラ・ブーフ」はフランス語
読み。アメリカでの英語の発音としてはシャイア・ラバーフあるいは、ラ・バフが
近いという。本人は「ラバフ」と話しているようだ。
★Kevin Costner は「ケビン・コスナー」として慣れしたしんでいるが、雑誌「スク
リーン誌」では、「ケビン・コストナー」と表記しているようだ。
★Matthew (David) McConaughey は「マシュー・マコノヒー」で通っている
が、正しくは「マコノヘイ」だという(ヘェ~そうなん?)
★Leonardo (Wilhelm) DiCaprio は、母親が妊娠中にレオナルド・ダ・ヴィンチ
の絵画を見ている時に、胎児に蹴られたので、名前をレオナルドにしたとか。
「レオナルド・ディカプリオ」が多いが、「デカプリオ」もたまにある。
ときに「アクロイド」と言われることもあるという。
★Sylvester Stallone のことを「シルベスターローン」と一語で読んでいた映画
館主がかつていたそうで、それは、単に読んだ人がアホ!なだけだという(笑)。
重箱の隅をつついても仕方がない。
ドイツの文豪 Goethe(ゲーテ)のことを「ギョエテ」といったほどの間違いではないだろう。「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という川柳を詠んだのは斎藤緑雨と言われる。当時、ゲーテ (Goethe) の日本語表記は、この他、「ゲョエテ」「ギョーツ」「グーテ」「ゲエテ」など数十種類にものぼったようだ。
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