今朝の報道番組を見て驚いた。
”まるごと偽物の銀行”を作って、客から３０数億円もだまし取ったというのだから、驚き呆れる。コピー天国、ニセモノ大国の面目躍如だ。
日本を追い越して、アメリカに次ぐ世界第２位の経済大国のかの国は、食品管理のお粗末さや環境汚染などの問題とは別に、コピー大国としてもよく知られる。
驚いたのは、”銀行そっくりさん”を作って、定期の基本利子３％や、１３－１５％のリターンを掲げて、お金を集めて、あらら、あらんドロン？
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中国南京市で、「農村経済協同組合」と称するニセ銀行が銀行業務を営む資格がないものの、国有銀行とそっくりなため、わずか１年で顧客２００人から、２億元（約３７億７０００万円）を騙し取ったという。
中国メディアによると、南京市浦口に位置するこのニセ銀行は、正規銀行のままの作りになっている。高級そうに見えるカウンター、電子掲示板、ATM、発券機を備えており、正規銀行の制服を着用する従業員が対応に当たっている。
公式サイトも開設している。
さらに、預金者確保のため、国有銀行と同じように定期預金の金利を提供するほか、毎週２％に上る利子補給金を支払うと約束していた。
被害者の多くは、中小企業が集中する江蘇省や浙江省の民間企業の経営者。
ある顧客は昨年５月、仲介者を通じて自社の流動資金１２００万元（約２億２６００万円）をこのニセ銀行に預けた。４週間連続で利子補給金を受け取った後、利子補給金の支払いは途絶え、預金も引き出せなくなった。
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ある顧客は昨年５月、仲介者を通じて自社の流動資金１２００万元（約２億２６００万円）をこのニセ銀行に預けた。４週間連続で利子補給金を受け取った後、利子補給金の支払いは途絶え、預金も引き出せなくなった。
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ホームページ（↓）だけ見ると、高層ビルの写真があるが、それはニセ銀行とは関係のないビル。
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映画の世界でも、大胆な騙しや詐欺をテーマにした映画（「オーシャンズ１１」など）あるが、銀行がそっくりニセモノというのは前代未聞。
最近は、とくに食品などは、かの国からの輸入品は心配。
原産地を確認して、出来るだけ買わないようにしている。
ビジネスでも一時関わって、２－３度、かの国へ出張で出かけたこともあったが、日本側が成功することはまずありえないと確信した。
ところで、昨日のドラマ「銭の戦争」は面白かった。
ヤクザなどが、ホームレスのたまり場などを歩き回っているのは、残高がなく使われていない通帳を探すのが目的だった。隠し口座を作るために、通帳を集めているのだが、ホームレスと組んで、草なぎ剛が、あえて通帳と印鑑をヤクザに渡したのだ。
しかし、それはネット・バンキングにもつながっていて、数千万円のお金が振り込まれた段階で、ネットで引き出し、ホームレスには、手数料２００万円を渡して、雲隠れさせるというものだった。”蛇（じゃ）の道は蛇（へび）”ということか。
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