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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「96時間 リベンジ」(Taken 2, 2012)</span>


 
96時間/リベンジ」(原題:Taken 2)を観たが、最近は映画も2時間以上が多い中で、1時間半(92分)というのがいい。主人公ブライアンが相変わらず、スーパーマン的な動きと活躍だ。”シンドラー”の印象が強いニーソンだったが、今や完全にセガールの”兄弟分”だ。
 
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前作「96時間」(2008)は、元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)が、離婚した妻レノーアとその再婚相手と共に暮らす17歳の実娘キムがパリで旅行中に誘拐され、キムを救い出すまでの痛快アクションだった。
 
続編「96時間/リベンジ」は、キムを誘拐した人身売買組織のボス、ムラドが自らの息子(前作でブライアンに電気椅子で殺された男)と部下たちを殺された恨みから家族へ報復(=リベンジ)するというのでリベンジというタイトルがついている。それだと犯罪組織側寄りのタイトルで不自然さがある。
 
ブライアンは、組織のボスから報復を告げられて、それを阻止すべく、レノーアの救出とキムの保護という同時ミッションに挑むのだが・・・。
 

 

 
元CIA工作員だけあって、誘拐の危機に直面する娘に携帯での指示を出すブライアンの手際よさは相変わらず的確。だが、ブライアンのイスタンブールの仕事の目的や、あえて危険が伴うような場所に、離婚した元妻と娘を誘うブライアンも理解できない。元妻が再婚相手とうまくいっていないので、相談にのるブライアンだが、元のさやに納まることを期待しているのか。
 
元妻が問題を抱えていそうなので、家を訪ねると、娘にはボーイフレンドがいて、しかも頼りなさそうで、複雑な心境の父親の表情を見せるブライアン。このボーイフレンドも最後にまた登場するが、ブライアンとは挨拶する程度で、年頃の娘に彼氏と取ってつけたような存在だ。
 
組織のボスは高齢で、ブライアンに殺されたボスの仲間たちは「みなある人にとって息子であり、兄弟であり、親である人間だった」と語る。前作も今作もブライアンは、容赦なく、相手を殺してしまう。そのボスに、ブライアンは、報復をしないと約束すれば命は助けるというのだが、ブライアンもやりたい放題という印象がある。タクシーも
奪って、逃げようとしたり・・・笑。
 
前作ほどの面白さはないが、単純にアクションを楽しむには、見どころは多い。
 
1作目で「96時間」というタイトルをつけてしまったので、続編も「96時間」というタイトルが残ってしまったが、続編は、どこにも96時間と関連するシーンなどははない。
このシリーズ、さらに続編があるかどうか(おそらくないだろう)、あっても、もう十分という印象だ。
 
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前作をみたあとで、すぐにレンタル店に行き、「96時間/リベンジ」を探したが、DVDはすべて貸出し中。仕方なく、”ためしに”BD版を借りたが、BD対応パソコンのはずなのに再生できなかった。
 
ドライバーに問題があったのか、今回のDVDは、レンタルのリベンジでもあったのだ。以前BDソフトを再生しようとして、予告編の部分だけ再生できて、本編が再生できなかったことがあった。パソコンの相性もあるようだ。やはりBD専門プレイヤーを購入すべきか(笑)。
 
★★
 
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