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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」(2018)を見る。

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ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」(原題:Sicario: Day of the Soldado、2018)を見る。アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実をリアルに描き、アカデミー賞3部門にノミネートされた「ボーダーライン」の続編。監督はステファノ・ソリマ

出演は、前作から引き続きベニチオ・デル・トロジョシュ・ブローリンのほか、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノバン、キャサリン・キーナーらが脇を固める。脚本は前作「ボーダーライン」と「最後の追跡」でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたテイラー・シェリダン。原題の「Soldado」とはスペイン語で「兵士」の意。

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アメリカで市民15人が命を失う自爆テロ事件が発生した。犯人がメキシコ経由で不法入国したとの疑いをかけた政府から任務を命じられたCIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)は、カルテルに家族を殺された過去を持つ暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を依頼。麻薬王の娘イサベル・レイエスイザベラ・モナー)を誘拐し、メキシコ国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテル同士の争いへと発展させる任務を極秘裏に遂行するが・・・。

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カルテル(協定)はこの映画では麻薬カルテルのことで、カルテル間の争い、メキシコの警察、アメリカのCIA、警察、軍人など様々な組織が登場して、その対立構図が今一つ理解しにくかった。自爆テロ、メキシコ警察の警察官の皆殺しがあったり、誘拐の偽装工作もあって、ますます目がテンになる展開。

メキシコ系アメリカ人少年のミゲルが麻薬組織の一員となって生きていく姿も描かれる。ミゲルは一人前になれるかの度胸試しに、仲間からアレハンドロを殺すように指示されたが、銃でアレハンドロを撃った。

息絶えたとみて仲間たちがいなくなると、アレハンドロは、銃の撃ちどころが顔面の一部だったので生きていた。

1年後、ミゲルの職場で待ち構えていたアレハンドロはミゲルに言う。

シカリオ(Sicario:暗殺者)になりたかったのか。話し合わないといかんな」で、映画は終わる。シカリオって、暗殺者の意味だった。シッカリ、オぼえておかないと(笑)。

1作目ほどのメリハリがなかったような。