俳優・モロ師岡（もろおか）と言っても知っている人は、かなりの通？ 顔を見れば、あの俳優かとわかるが。
最近、映画の出演者のクレジットの中で、よく見かける名前の一人がモロ師岡（もろ・もろおか）だが、顔と名前が一致しなかった。もろに知らなかったといってもいい。
調べてみると、一人コントを中心にライブ活動をしている人だった。
俳優としては、１９９６年、北野武監督の映画「キッズ・リターン」（未見）に中年ボクサー役で出演。翌年の「東京スポーツ映画大賞」助演男優賞を受賞している。
「撮影現場に行くと、「今日の分です」と助監督から手描きのメモを渡されるんですが、そこにセリフがびっしり書いてあって。だから、その前後の物語がどうなっているのか、僕にはまったくわからなくて(笑)」という。映画全体の中の、歯車、パーツとして、一部分請負うような脇役専門のようだ。
「撮影現場に行くと、「今日の分です」と助監督から手描きのメモを渡されるんですが、そこにセリフがびっしり書いてあって。だから、その前後の物語がどうなっているのか、僕にはまったくわからなくて(笑)」という。映画全体の中の、歯車、パーツとして、一部分請負うような脇役専門のようだ。
左から二人目が白髪のモロ師岡（５４）
よく見る顔だが名前を知らないという俳優が多い。
しかし、今回ドラマ「半沢直樹」では、西大阪支店のスタッフの一人で、半沢を支える角田（かくた）役は、きらりと光った。浅野支店長の不正を暴こうとする半沢を徹底してサポートするのである。同僚の垣内や若い中西にも、魔の手は伸びたが、半沢を裏切ることはなかった。
あの「冷たい熱帯魚」のでんでん、でも名前と顔が一致したのは、２年くらい前か。今では、あの坊主頭、間違えようがないが（笑）。
モロ師岡の出演映画：（太字は見た映画：意外と少なかった）
東京上空いらっしゃいませ（1990年、相米慎二監督）
遊びの時間は終わらない（1991年、萩庭貞明監督）
CUTE（1997年、下山天監督）
暗殺の街（1997年、中田秀夫監督）
TOKYO EYES（1998年、ジャン＝ピエール・リモザン監督）
英二（1999年、黒土三男監督）
ガラスの脳（2000年、中田秀夫監督）- 飯田由実の父 役
富江replay（2000年、光石冨士朗監督）
Last Dance 離婚式（2001年、向井寛監督）
黄昏流星群 同窓会星団（2002年、山川元監督） - 吉田 役
ドッジGoGo!（2002年、三原光尋監督）
OPEN HOUSE（2003年、行定勲監督）
女はバス停で服を着替えた（2003年、小沼勝監督） - 岩淵真一 役
SUPPINぶるぅすザ・ムービー（2004年、今井雅之監督）
フライ,ダディ,フライ（2005年、成島出監督） - 安倍 役
スマイル 聖夜の奇跡（2007年、陣内孝則監督
それぞれのシネマ「素晴らしき休日」（2007年、北野武監督） - 主演・農民 役 （「監督・ばんざい!」と同時上映の短編）
フレフレ少女（2008年10月、渡辺謙作監督） - 仮屋 役
劒岳 点の記（2009年、木村大作監督） - 木山竹吉 役
モノクロームの少女 （2009年、五藤利弘監督）
悪人（2010年、李相日監督）- バスの運転手 役
あしたのジョー（2011年2月11日）
WAYA! 宇宙一のおせっかい大作戦（2011年、古波津陽監督）
暗闇から手をのばせ（2013年4月、戸田幸宏監督）
私の男（2014年公開予定、熊切和嘉監督） - 田岡 役
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お笑い芸人や歌手の映画出演も最近は多くなった。
しかも、しっかりと演技しているところが驚きだ。
どちらが本業かわからない。
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