今年に入って3日だったか、台湾の古い友人からメールが届いた。
10年以上会ってはいないが、20年前からの数年間は、台湾出張時に一緒に仕事をしていた仲間。その後は、メールのやり取りはあったし、何事かと思ったら、台湾の旧正月(2月10日の週1週間)を利用して、家族4人で日本に旅行に来るが、宿の手配を頼むというものだった。
都会などであれば、問題ないのだが、訪問先が、岐阜県の山奥の辺鄙なところ なのだ。英語が通じない民宿希望だったからだ。一応、アジアなどでは知られているというらしい場所を、観光ガイドなどをよくチェックして、バスの時刻表まで調べているというから大したものだ。
台北から、名古屋空港に入って、そこから穂高に行って、ロープウエイなどの観光のため1泊し、そこから白川郷・荻町集落(岐阜県)というところに行って、そこで、合掌造り家屋の民宿を予約してくれ…というものだった。穂高、高山は一般ホテル。
さっそくネットで調べたら、4部屋ある民宿を発見。4人家族1部屋があるというので予約。「No Englishだけど」という主人の話だったが、「台湾人は時々来るよ」ということだった。友人一家は、日本語は全くダメ、英語だって、普通の日本人より少しできるかなといった程度。行け行けどんどん、何か通じないことがあったら「緊急
fpd対策本部」に連絡しろ、ということにした。
しかし、やや円安になったからと言って、中華圏の人は共稼ぎがほぼ100%だから
(専業主婦はありえない)、一家4人で、平均一人当たり12,000円x4人=一泊50,000円になるが、それはあらかじめ織り込み済み。4泊5日で、ざっと航空運賃・交通費・宿泊費だけで50万円は下らないだろう。ホテルの朝食以外は、ランチ、現地の移動費、ロープウエイ、土産物、タクシー代などは別だ。最もヨーロッパ旅行なら一人分だが。
大体これまでのところ、一日1か所の宿泊地の全日程の予約は完了した。
そうしたら今日は、新たな観光スポットを発見した、ときた。ホテルから、夜タクシーで、観光案内していくれるサービスはあるか、昼はどうかなど調べてくれと言ってきた。
「お安い御用」と引き受けたが、もう夜中の11時過ぎ、明日午前中にも確認の予定。
30年前には、ヨーロッパ各国のビジネスツアー(日本から外国企業訪問、展示会視察)などの視察団の担当をしていたこともあるfpd。ある時、添乗員を同行させると赤字になってしまう視察団10名(新聞社で海外視察団の担当もしていたが、10人参加者があると一人は無料=記者一人分タダ)ということで、添乗員なしで、fpdが記者兼添乗員で、パリ、ドイツ、イギリスと一行を案内したこともある。もちろん、旅行会社が手配した現地の代理店からの案内役が付くのだが・・・。
ということで、世界どこでもホテルの宿泊などの手配は”朝飯の前の前のコーヒー”
なのだ。
日本の民宿のおっさんには、日本語ができない台湾人、と、それを言っちゃおしめいよなので、カタコトしかできませんが、ジェスチャーでもなんとかなるから大丈夫ですよと、言っておいたのだが「あなた(fpd)はこられないの?」と多少不安気だった(笑)。
白川郷の民宿に何軒か電話したのだが、2月といっただけで「ああ、ライトアップ」の時期ですね、だった。ライトアップ?確かにそうなのだ。
いっせいに一面ライトアップされる観光時期なのだそうだ。今回の台湾の友人は、そのこともあったのだが、子供たちの学校の関係で、そのライトアップを見ることは断念して、子供たちが一度も見たことがないという「雪景色」を見るのが楽しみであるのだという。
民宿のおっさんに聞いてみた。
「その頃雪はありますか。何しろ珍しいというので」というと「あはは、それは問題ない、2メートルは積もりますよ」だったので、やれやれ。
この台湾の夫婦、社内結婚で、20年前に日本に新婚旅行に来たときには「東京ディズニーランド」を案内したこともあった。
それが今や、二人の子供が学生で成人に近いという。その子供が3-4歳のころに台湾の自宅に遊びに行ったこともあるが、日本人のおっさん(fpd)など覚えていないだろう。
そんなこんなで、日本人より台湾の友人のほうが多いfpdだが、「日本へ行けば、
fpdがおる」ということで、頼りにされるのはうれしいこと。
逆に台湾に行ったときに、必ず連絡しろという友人も多い。
利害・損得関係がないからうまくいくようだ。
次はいつ台湾に行けるか。
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