いやあ驚いた。
Facebookの力だ。
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30年間勤務した会社の後半の数年間の間、海外支局(新聞社の場合、支店でなく支局と呼ぶ)のスタッフが研修で、日本に1か月~数か月滞在したことがあった。本社の概要などを理解してもらって、地元に帰って、その基本をベースに取材・情報収集活動などを行うためだ。
海外向け雑誌の制作をまかせていたフィリピンからは、20代~30代前半の数人の若い男女社員がきた。フィリピン女性というと、日本ではスナックなどの水商売の人たちが多い印象だが、この人たちは、大学を出て専門知識を持った人たちだった。一方、一緒にカラオケにもよく行ったが・・・。fpdも、のちにフィリピンの事務所を訪問して、現場を見たことがあった。
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驚いたといったのは、マレーシアから研修で来ていたNさんのことだ。
15年も前に、日本に何か月か滞在して、日本の会社なども何社か案内して、親しくなった、いわば同じ釜の飯を食った仲間の一人だった。
ただ、宗教(ヒンズー教)の関係で、豚肉は一切食べないので、サラダ、スープ、味噌汁その他、野菜炒めなど、多少でも「豚」が入っているとNGだった。
「日曜はダメよ」でなく「トン汁はダメよ」
「とんかつ」などとんでもない、もってのほかだ(笑)。あるとき、大田区の会社を訪問した後で、肉まんは危ないので、あんまんを買って食べてもらったら、おいしいと気に入ったようだった。
ときどき、Nさんは、元気かと思うこともあった。日常は忘れていたが。
それが、Nさんが突然、Facebookで、友人登録を申し込んできた。何かの拍子にfpdの名前を思い出したのか。共通の友人の中に発見したのか。
15年ぶりのコンタクトだったろう。懐かしさがよみがえったのだった。
fpdのFacebookは、あまり更新もしないで、放置することが多いが、友人登録している海外の友人は、だいたい長年務めた会社時代の友人たちだ。台湾の友人が多いが。
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海外の、あの国に行けば、友人がいる・・・というのは、その国に対しても親しみがわく。今のところ、海外には、米国、台湾、韓国、香港、フィリピン、マレーシア、中国、ドイツなどには現地人の知人・友人がいる。日本人となると、親しいブログ友ということでは、オーストラリア、ニュージーランド、などもありそうだ(笑)。
年齢を重ねてくると、それぞれの時代の友人たちが懐かしく思うことがある。気心の知れた友人というのが、なによりの財産のような気がする昨今である。
ドラマのタイトルではないが、これこそPricelessである。
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