明るく元気な姿しか見ていなかったので、100歳くらいまで生きるのではないかと思っていたが、病と一部認知症も発症していたといい、残念。
報道によると、森さんは2010年夏から入院。肺は、すでに片方だけだったといい、この2年半以上は、表舞台には姿を見せていなかった。
最後の舞台となったは2010年2月、滝沢秀明と共演した舞台「新春 人生革命」。直後の同2月26日には、5、6月に予定していたライフワークの舞台「放浪記」の上演中止を発表。「役者にとりまして、舞台をお休みするということは、これにまさる苦しみはございません」と無念のコメントを寄せていたのを記憶している。
「放浪記」は初演の1961年以来、主演を続け、2009年5月には前人未到の2000回の偉業を達成。上演回数は2017回を数えた。
日本を代表する国民的な大女優だった。
「放浪記」は初演の1961年以来、主演を続け、2009年5月には前人未到の2000回の偉業を達成。上演回数は2017回を数えた。
日本を代表する国民的な大女優だった。
舞台は大ヒット。
特に「でんぐり返し」の演出は、この舞台の名物となり、上演回数は平成21年5月に2000回を超えて、1人の俳優が主演を務める舞台としての最多記録を打ち立てた。このほか「おもろい女」や「雪まろげ」などがロングラン興行になるなど、大衆演劇の第一人者として活躍した。
80年近く、タレント・女優として活躍した芸能人の大御所が亡くなり、さびしい気がする。
ご冥福を祈ります。
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