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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「おっぱいバレー」(2009):綾瀬はるか、弾ける。</span>


おっぱいバレー」予告編
 

 
タイトルがタイトルだけに、敬遠していた「おっぱいバレー」(2009)だが、主演の綾瀬はるかが、日本アカデミー賞では優秀女優賞(最優秀は「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」の松たか子)を受賞するなど、話題になり、2009年公開映画では、大ヒットとなった作品で、いつか見ようと思っていたが、ようやく見た。
 
時代背景は1979で、当時はやった曲が、次から次に登場し、昭和の時代を呼び起こす。ピンク・レディーキャンディーズなど1980年前後のヒット曲が満載。笑わせて、主人公の寺嶋(綾瀬はるか)が教師になるきっかけをつくった原田先生のくだりなど、ちょっと感動させるエピソードもある。
 
新任教師の寺嶋美香子(綾瀬はるか)は臨時教師として三ケ崎中学校に赴任してくる。しかし、寺嶋は、この学校に赴任する前の学校である事件を起こし生徒からの信頼を失い、教師としての自信も失いかけていた。
 
新しい学校に赴任して心機一転、美香子は男子バレーボール部の顧問になる。
 

 
しかし、部員はやる気がなく、バレーボールすらまともに触ったことがない部員ばかりで、女子のことしか頭になく常にエッチな妄想にふけっていた。さらに周りからは「バカ部」呼ばわりされていた。
 
そんな部員達を奮起させようと美香子は「あなた達が頑張ってくれるなら先生なんでもする」と宣言。
 
部員達は「なんでも、なんですよね」と念を押し、「試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください」と言い出す。美香子は最初は断るが、強引な成り行きで約束させられてしまう。
 

 
それから、部員達は今までとは打って変わって練習に励む。美香子も部員達の熱意に応え、失いかけていた自信も取り戻していくが、「おっぱいは見せたくない、でも試合に勝って生徒達に勝つ喜びを教えてあげたい」という複雑な思いを抱えていた。
 
やがて、試合を間近に控えた頃、「おっぱいの約束」が学校に知られて大問題となる。教頭から、呼び出された寺嶋。そこに、現れたバレー部員たち。
 
「寺嶋先生、変な噂がありますが、本当なんですか?」
躊躇する寺嶋先生をかばおうと、部員たちは、「僕らが勝手に言い出したことです。
冗談です。寺嶋先生は、約束をしていません」というのだが、嘘が嫌いな寺嶋は、
本当のことを告げる。教頭「あ、やっぱり!」と頭を抱えて、結局、寺嶋は教師を辞めさせられることになるが・・・
 
この映画、バレー部生徒たちは見ることができたのか・・・といったテーマは別にして、ラスト・シーンが、「こうきたか」というユーモラスな展開だった(笑)。
 
綾瀬はるかの快進撃の”原点”にもなった映画のような気がする。
 
元・日本女子バレーの大林素子(現・テレビのスポーツ・コメンテーター)がバレー指導している。石田卓也光石研などが出演。
 
主題歌・挿入歌は以下のとおり:
 
主題歌:Caocao(持田香織田島貴男)「個人授業」
挿入歌・曲
チューリップ「夢中さ君に」
矢沢永吉「ウィスキー・コーク」
浜田省吾「風を感じて」
甲斐バンド「HERO(ヒーローになる時、それは今)」
荒井由実「卒業写真 inst.」
ツイスト「燃えろいい女」
永井龍雲「道標ない旅」
 
☆☆☆
 
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