外国映画の邦題(日本語タイトル)は、「配給会社・宣伝部」がつけるという。
中身もあまり確認しないで、原題と違ったタイトルをつけてわかりにくくしている例もある。レンタル店などで、作品を選ぶ人は、タイトルで選ぶケースが多いようで、意味不明なカタカナは敬遠されそうだが・・・。
たまに、本社(アメリカなど)が、絶対にこれを使えという指示を出してくる場合も
あるのだとか。
これは本社の指示で従わざるを得ず、このタイトルで公開されたが、これで人は見に行くだろうか。何のこっちゃ?とわけがわからない。
いくら原題「What lies Beneath」に忠実にといっても・・・。
字幕の戸田奈津子さんも、最近は、宣伝部も英語のオリジナルをそのままカタカナにしているようだと語っていたらしい。それでも限度もある。
「ランボー」は結果的によかった例。映画の原題「First Blood」は「先手」を意味するが、日本では公開にあたり、配給元の東宝東和によってタイトルが「ランボー」に改められた。これは本国アメリカでも受け入れられ、スタローン本人から感謝文が贈られているという。
以降シリーズの題名は“RAMBO”に変更、第1作も“RAMBO”あるいは“RAMBO:FIRST BLOOD”というタイトルで世界的には知られている。
また、“First Blood”とは、オットー・フォン・ビスマルクの鉄血政策に由来する用語である。映画の中では、保安官達が先に仕掛けてきたと語る場面で“draw the first
blood”という台詞が用いられている。
これはひどくないだろうか?
原題「You've Got Mail」→「ユー・ガット・メール」(思い出すときに、「ユー・ゴット・
メール」「ユー・ガッタ・メール」だったか、はたまた・・・と迷う)。ガッタ・ガッタ言いたくはないが。
ちなみに、「Google翻訳」で、「You've Got Mail」と入れると、「ユー・ガット・メール」と訳される。お利口だ。mailの前に「a」を入れるべきだという議論もあったようだ。”メールが来てるよ!”といった意味。
映画の日本語タイトルは、もっと注意を払って適切なタイトルをつけてもらいたいものだ。
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