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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画タイトルの作り方。</span>

最近の外国映画の日本語タイトル(邦題)の付け方には「?」と思わせるものが多い。いくつかパターンがあるようだ。まず、原題の英語をそのままカタカナにするのが多い。手っ取り早いからだろう。
 
それだけではわかりにくいからか「カタカナ(または、英語の原題)+説明サブタイトル」というのがある。さらに「英語の原題+カタカナ」というのもある。
 
数年前の「インビクタス/負けざる者たち(原題:Invictus)などがそうだ。
Invictusは、ラテン語で「征服されない」の意味。
 
今年のアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した「her」は、邦題「her/世界でひとつの彼女」として、6月28日全国ロードショーされる。
 
これから公開される映画のチラシの一部は以下の通り。
 


 
殺人鬼の純愛を描いたという「CANNIBAL カニバル」、実話だという「レイルウェイ 運命の旅路」などがあるが、なかでもコーエン兄弟の最新作のタイトルは、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」と、いかにも長い! 一度聞いたり、目にしたくらいでは到底覚えられないタイトルだ。「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」も負けてはいない。サブタイトルに「、」が入っている。「、」といえば、「私の、息子」に「、」があるのは、何か意味があるのか。感染パニック映画という「THE BAY ザ・ベイ」はしつこいような。
 
もっとも「そこのみにて光輝く」は、苦心したあとは見えるが、語感が滑らかでない(笑)。「美しい絵の崩壊」は、何か意味ありげで、悪くないような気がするが・・・。
 

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邦画だが「OH!FATHER オー!ファーザー」なんていう映画もある。伊坂幸太郎サスペンスコメディの決定版ということで5月24日公開。キャッチコピーにある「助けてくれ、オヤジ!」では、タイトルとして魅力に欠ける。
 
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