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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ノー・ウェイ・アウト」(原題:No One Gets Out Alive、2021)を見る。

      

映画「ノー・ウェイ・アウト」(原題:No One Gets Out Alive、2021)を見る。紛らわしいカタカナタイトル。英語の「No Way Out」(出口なし)は、ケヴィン・コスナーの映画「追いつめられて」(1987)の原題でサスペンスタッチで面白かった。

そんなタイトルにひかれて、見たが、こちらはおぞましい、悪夢満載のホラー映画だった。

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アメリカに不法移民として単身で渡ってきた女性アンバー・クルーズは、アメリカンドリームとは程遠い貧相な生活を送るしかなく、すぐに現実を思い知らされた。

クリーブランドのモーテルで連泊していたが、それも限界が来たので、女性限定の格安の貸室の張り紙を見つけてそこに向かう。目の前の家はかなりボロボロで古そう。

家主のレッドはここは引き継いだばかりで修繕中だと説明し、アンバーで2人目の住人になるらしく1人目はフレイヤだと言う。主人以外に、屈強そうな大柄の男がいて、主人の兄だというのだが…。また、入ってはいけないと言われた書斎に踏み込むと、やたらと異国的な品々が陳列されており、生贄を捧げるなどと語る音声フィルムもあった。

このアパートには、おぞましい恐怖が潜んでおり、暮らす女性たちは箱の悪夢を見るのだった。そしてアンバーの違和感は恐怖へと変わり、この古びた住居を逃げ出そうと決心するのだが…。

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女性たちをいけにえにする「儀式」があり「エクソシスト」や「ローズマリーの赤ちゃん」のような雰囲気も。箱から手がニョキニョキと出てくるシーンは「リング」のオマージュか。

画面は、終始、薄暗く、後半には、スプラッター・ホラーの様相を呈して、すさまじい格闘シーンが展開され、気持ち悪いクリーチャーが登場するホラー映画で、ホラーが好きな人には見ごたえがあるかもしれない。

 

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