「運命の人」(第3話)「裏切りの代償」では、読日新聞の記者・弓成(本木雅弘)は、外務省の機密文章のコピーを、野党の代議士・横溝に渡したことから、それがもとで窮地に立たされ・・・。
沖縄問題に絡む、日本政府と米国の密約を暴くために、弓成は、情報源を秘すことを条件に、密約の文面のコピーを横溝(市川亀治郎)に渡すが、横溝がそれを国会の場で公にしてしまった。外務省では、機密漏えいの張本人探しの捜査が始まる。
不安に駆られる昭子(真木よう子)は、電話で弓成に事情を問い詰めるが、その一部始終を夫・琢也(原田泰造)に見られてしまうのだった。琢也は、昭子に対して、すべての事情を、外務省の直属上司に話し、辞表を提出するか、さもなければ琢也自身がすべてを警察に話すかどちらかだと迫る・・・。
弓成、昭子の運命の歯車が狂い始める・・・。
出演は、本木雅弘、松たか子、真木よう子、大森南朋、松重豊、北村有起哉、遠藤雄弥、杉本哲太、吉田鋼太郎、石橋凌、升毅、山本圭、高林由紀子、原田泰造、今井悠貴、山崎竜太郎、伊武雅刀、市川亀治郎、笹野高史、柄本明、北大路欣也など。
総理大臣の佐橋(北大路欣也)は、警視庁長官を使って、密約についての新聞社の報道を、もみ消すために、機密文書のコピーを持ちだした昭子、受け取った弓成を徹底的に調べ上げ、つぶそうと画策するのだった。
献身的な弓成の妻(松たか子)に対しても、「ただ心配するな」だけでは、妻も気の毒。 献身的に支える妻だが→
一方、昭子に対しては、「絶対に(表には出さないようにし)守る」といいながらも、結果的には、相当精神的のも追い込んでしまった。
昭子は、上司にすべてを話し、辞表を提出するが、「そんな紙切れ一枚だけで済む問題ではない」と激怒され、窓から飛び降りようとまでする。その後、夫と警察に出頭。
一方、弓成にも出頭命令が出て、出頭すると、警察では、すでに調査がかなり進んでおり、逃げ場がなくなってきて、ついに逮捕状により、手錠をかかえられることになる。
政府と新聞の全面戦争になるのか、弓成、昭子の運命やいかに・・・、タイトルの
「運命の人」とは・・・(だいたい察しはつくが。爆)など、次回も見逃せない。