昭和45年(1970)のテレビ・コマーシャル (画像が悪い!笑)
1970年といえば、このブログに来る人は、小学生か中学生?
この年は、大阪万博が開催された年(3月14日開幕)であり、前年、学生になった
fpdは、時間はたっぷりあったはずなのに、みんな行くのが当たり前の中で、「まあいいや」と思って、見に行かなかった(関東から大阪までの旅費、宿泊などの予算がなかったから・・・というのが実際だったろう。)
映画では「ひまわり」(ヴィットリオ・デ・シーカ監督、ソフィア・ローレン主演)が公開され、見終わった後、目を真っ赤にして、fpdがトイレに走った年。この年は、劇場で観賞した映画の本数が「128本」と多かった。もっとも、2本立て、中には3本立ても見ていたので、週に1,2回の劇場通いということだった。
”アントニオ?、アントニオは・・・?”
そのほかの映画では、「明日に向かって撃て!」 (ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード)「いちご白書」(キム・ダービ-、ブルース・デーヴィソン)「イージー・ライダー」(デニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソン)などが公開され、アメリカン・ニューシネマの到来だった。どれも強烈な印象を残した。
”一か八か”で滝つぼに飛び込もうとブッチはサンダンスに提案するが、サンダンスはかたくなに拒否し続ける・・・。サンダンスは泳ぐことができなかったのだ。大笑いをする二人だったが、ついに意を決して飛び込んだ。”清水(きよみず)の舞台”から
飛び降りるように、”わぁあぁあ~”っと。
偉そうなことを言っても、カナヅチだったとは・・・!
そして、ラストの衝撃へとひた走る。
「いちご白書」は、アメリカのコロンビア大学の学園紛争を題材にしているが、日本も学園紛争が前年あたりまでくすぶっていた。大学の閉鎖(ロックアウト)があり、3カ月間程度の休校もあった。「われわれわぁ~断固としてぇ~」なんていうアジテーション(扇動)で、学生に訴える一群をしり目に、映画、アルバイト、授業の出席?に明け暮れるfpdがいた。
「イージー・ライダー」では、ステッペンウルフの「Born to be wild~」の音楽・歌声とともに登場したのは、なんと、改造バイク!
CMに目を向けると、前年69年に流行った「オー、モーレツ!」(丸善石油)に代わって、早くも「モーレツからビューティフルへ」(富士ゼロックス)「ディスカバー・ジャパン」(国鉄:現JR)などが話題となった。
日本の大女優・高峰秀子もCMに出ていた!
「売れてるの?」「へーぇ、オレのおかげ?」
とひとことしゃべって「1億円」だとか・・・。コツコツ・
サラリーマンなどやってられないってか、ですね(爆)。車は売れているらしいが。
がっぽり儲かって「日本のCMはイ―ス」
と、笑いが止まらないブルース・ウィリスだろう。