「運命の人」は、いよいよ明日(1月22日)第2話が・・・。
1月に始まったドラマでは、いまのところ視聴率で「ストロベリーナイト」が首位。
「運命の人」もこれから上位に食い込んでくるだろう。
それは、返還協定ではアメリカ側が支払うことになっている軍用地復元補償費を、実際には日本側が負担するという両国間の密約を文書化したものだった。
文書自体を掲載し一面でぶち上げようと主張する整理部の荻野デスク(梶原善)。
しかし弓成はニュースソースを守るために文書の掲載はせずに解説記事を書き世論を動かしてみせる、と上司の司政治部部長(松重豊)と荻野の前で豪語する。
世論に訴え政府に密約の存在を認めさせたい弓成は、三木昭子(真木よう子)から極秘文書の提供を受け続ける。「力になりたい…」と熱いまなざしを向ける昭子に弓成は引き込まれそうになっていた。
その陰に隠された政府の陰謀やすり替えなどを明らかにしていく。
出演者が見ごたえがある。
政治部の新聞記者として、その名が知られた読売新聞の渡辺恒雄(現・読売新聞グループ本社・会長兼主筆)は、山部一雄(大森南朋)として登場する。渡辺のライバルであり、現在でも親交が深い毎日新聞・政治部記者だった三宅久之も司脩一(松重豊)で出ている。
政治家では、「不毛地帯」「華麗なる一族」でも登場した佐橋総理(モデル:佐藤栄作)、福出武夫(福田赳夫)、田淵角造(田中角栄)、小平正良(大平正芳)、横溝宏(横路孝弘)、曽根川靖弘(中曽根康弘)などが登場する。
この頃の政治家は、一本芯が通っていて、重量感・重みがあった。今の総理・首相はあまりにも軽く、まったく言動もその場しのぎであてにならない。
カレンダーのように毎年変わる日本の総理。
2006 安倍晋三
2007 福田康夫
2008 麻生太郎
2009 鳩山由紀夫
2010 菅 直人
2011 野田佳彦
2012 ???
外国の大統領(たとえばオバマ大統領)が、日本の総理の名前を覚えられないのも当然か。
「運命の人」の出演俳優は・・・。