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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">俳優:でんでん(日本アカデミー賞優秀助演男優賞:「冷たい熱帯魚」)</span>


冷たい熱帯魚」予告編
 

 
 
日本アカデミー賞・優秀助演男優賞(5人)に「でんでん」の名前があった。
3月2日の”日アカ”式典では、「最優秀」の一番手のようだ。
 
冷たい熱帯魚」の狂気にみちた金魚屋のおやじ。この映画は、未見だが、
予告編でも、そのすさまじさが伝わってくる。
 
冷たい熱帯魚」のでんでんは、すでに第36回報知映画賞・最優秀助演男優賞を受賞。第66回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。そして、日本アカデミー賞・優秀助演男優で、最優秀に期待がかかる。
 
奇妙な名前だなと以前から思っていたが、芸名の由来は「でんでん虫のように可愛くありたいから」だとか。決して可愛くない、おっさんだが・・・笑。
 

冷たい熱帯魚」は、悪事を平然とやってのける姿がぞっとする(笑)ようだ。
 
この数年、邦画を見ていると、配役の最後のほうに「でんでん」の名前をよく見かけたが、どの人だったか、しばらく名前と顔が一致していなかった。
 
の・ようなもの」が映画デビュー作というから、その作品も見ているし、ずいぶんと見ているはずなのに、顔と名前が一致したのは「悪人」のタクシーの運転手の役だった。わずかな出番だったが、印象に残る。
 

そして、いまテレビ・ドラマでは、「運命の人」で、毎朝新聞(毎日新聞がモデル)の販売部長役で出演している。昭和40年代後半が舞台だが、ライバルの新聞社(読売新聞)に読者が食われていることを嘆いて、デスクに向かって「読者はエリートばかりじゃないんだ」と喰ってかかるシーンにも迫力がある。
 
でんでんのような脇役は、ドラマの中で、背景にすっぽりと自然に収まり、TVのCMではないが「主役より目立ってはだめ」だが、独自の存在感を示しているところが貴重だ。でんでんは、1月23日に62歳(1950年生まれ)とまさに、これからベテランの味を見せてくれそうだ。
 
 
出演映画 (見ている作品:○)
 
の・ようなもの(1981年) - 志ん水 ○
ペエスケ ガタピシ物語(1990年)
ザ・中学教師(1992年) - 川崎
C(コンビニエンス)・ジャック(1992年) - 大河内
怖がる人々(1994年) ○
ノストラダムス戦慄の啓示(1994年)
さよならニッポン!(1995年) - 安部
クレイジー・コップ 捜査はせん!(1995年) - 桃井
ゴト師株式会社 悪徳ホールをぶっ潰せ!(1993年)
D#1(1997年) - 矢作敏人
Lie lie Lie(1997年)
ラブ・レター(1998年)
CURE(1999年) - 大井田巡査
ゴジラ2000 ミレニアム(1999年)
のど自慢(1999年)
お受験 OJUKEN(1999年)
新宿やくざ狂犬伝一匹灯(1999年) - 村松信夫
催眠(1999年)
九ノ一金融道(2000年)
うずまき(2000年)
おしまいの日(2000年)
呪怨(2000年) - 吉川
ちんちろまい(2000年)
EUREKA(2000年) - 吉田
溺れる魚(2001年) - 長さん
RED SHADOW 赤影(2001年) - 凡野兵衛
夜の哀しみ Living inShadows(2001年) - 小向佐太郎
REFLECTION 呪縛の絆(2002年) - 田中
FILAMENT <フィラメント>(2002年)
<黄昏流星群>Le Restaurant 星のレストラン(2002年) - 板倉
payday(2003年)
ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY(2004年)
DV(2004年) - 中尾警察官
恋するトマト(2005年)
雪に願うこと(2006年) - 藤巻保
怪談新耳袋ノブヒロさん(2006年) - ノブヒロさんの兄
ありがとう(2006年)
力道山(2006年)
水霊 ミズチ(2006年) - 殿村肇
屋根裏の散歩者(2007年) - 阿久津
どろろ(2007年)
パッチギ! LOVE&PEACE(2007年) - ライトエージェンシー社長
歓喜の歌(2008年) - 葛飾太郎
母べえ(2008年) - 福田組長  ○
クライマーズ・ハイ(2008年) - 亀崎正雄部長 ○
イキガミ(2008年)
グーグーだって猫である(2008年) - 梶原 ○
銀色の雨(2009年)
ちゃんと伝える(2009年) - 田中先生
ゴールデンスランバー(2010年) - 児島安雄 ○
孤高のメス(2010年) - 大川慎二 ○
悪人(2010年)- タクシーの運転手 ○
SP THE MOTION PICTURE「野望篇」(2010年) - 楠本健一郎 ○
冷たい熱帯魚(2011年) - 村田幸雄  ○
大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2011年) - 赤い人
大鹿村騒動記(2011年) - 朝川玄一郎(食料品店店主:源頼朝
神様のカルテ(2011年、東宝
極道めし(2011年、前田哲監督)
モテキ(2011年9月23日、東宝) ○
ヒミズ(2012年) ○