外国女優では、お気に入り女優の一人が、キム・ベイシンガー(Kimila Ann “Kim” Basinger、1953年12月8日~)。アメリカ合衆国ジョージア州出身。「バットマン」を見たついでの紹介。キムというので、最初は、キム・ジョンイルのお国の金(キム)と関係があるのかと思ってしまうが、そうでなく、ドイツとスウェーデンとチェロキー族の血統だという。どうりで、アメリカ人離れした顔だ。そういえば、キム・ノヴァックという大女優も「キム」だった。キムチは関係なかった(笑)。
ベイシンガーは、子供の頃はバレエを習い、16歳でミスコンに出場し、ジョージア州代表に選ばれてニューヨークに。そこで、モデル・エージェンシーに見出され、20歳の時にはトップモデルとなっていた。その後、演技を学び、ハリウッドに移って俳優としての道を模索。
「キングコング」(1976)のオーディションに受けたが失敗(ジェシカ・ラングが主演)。ただ、ジェシカ・ラングは、しばらく、キングコングの恋人というイメージが続き、苦しんだというから、落ちてよかったかも。ジェシカ・ラングも「サルと共演して喜ぶ人はいない」と言っていたそうだ。リメイクの「キングコング」は、ナオミ・ワッツだったが、fpdはこの映画のナオミ・ワッツは、キングコングの気持ちと同様、いいなと思った(爆)。
1993年、「あなたに恋のリフレイン」で共演したアレック・ボールドウィンと結婚した(両者は、翌年の「ゲッタウェイ」(スティーブ・マックィ―ン、アリ―・マグロウのリメイクだが、印象が薄い)でも共演(のちに離婚)。
1997年、往年の女優ヴェロニカ・レイクを彷彿とさせる役柄で「L.A.コンフィデンシャル」でゴールデングローブ賞助演女優賞、アカデミー助演女優賞を受賞。おそらくベイシンガーの代表作といえば、この作品となるだろう。
「セルラー」を見たときは、携帯電話がブームの時で、小道具として携帯をうまく利用した、手に汗握るサスペンスで、好演していた。「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」は、大統領夫人を優雅に演じたが、護衛のボディ・ガード(マイケル・ダグラス)と関係を持つなど、年齢にあったこういう役柄なら、まだいけると思った(爆)。
ベイシンガーのお気に入りベスト5:
①「LAコンフィデンシャル」
②「ナインハーフ」
③「愛という名の疑惑」
④「バットマン」
⑤「セルラー」
次点:「あなたに恋のリフレイン」「花嫁はエイリアン」
主な出演映画:
「ハード・カントリー(原題)」Hard Country (1981)(未)
「大金塊」Mother Load (1982)
「グッバイ・デイビッド」The Man Who Loved Woman (1983)
「フール・フォア・ラブ」Fool for Love (1985)
「ノー・マーシイ/非情の愛」 No Mercy (1986)
「ナディーン/消えたセクシー・ショット Nadine (1987)
「クール・ワールド」Cool World (1992)
「愛という名の疑惑」Final Analysis (1992)☆☆☆
「ウェインズ・ワールド2」Wayne’s World 2 (1993)
「ブロンディ/女銀行強盗」 The Real McCoy (1993)
「永遠のアフリカ」I Dreamed of Africa (2000)
「ニューヨーク最後の日々」People I Know (2002)
「トラブル IN ベガス」Elvis has left the Building (2004)
「アライブ」Alive (2008)(未)(総製作も兼ねる)