fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「20世紀少年~第2章」(2009)</span>


20世紀少年」の3部作を、変則的ですが、やっとすべてを見ました。

「1」⇒「3」⇒「2」の順で見ました。

「2」については、とくに感想はありません(少々、期待はずれでした)。
「最終章」が見所が多かっただけに残念でした。

あまりにも話題になった「20世紀少年」の第1作は、DVDでだいぶ遅れてみました。
次に、「第2作」は、素通りして、この夏第3作となる「最終章」を劇場で見ました。

その間、「~もう一つの第2章」という紛らわしいタイトルでTVで放映があり、
そちらもTVで見ました。ただ、時系列で公開順に見ていないので、かなり
混乱したことも事実です。

この「20世紀少年」シリーズは、登場人物(少年たち)が世代的には、「三丁目の夕日」よりも
数年若い世代・・・ということは、ほぼ「三丁目」世代のfpdにとっては、若干のずれが
ある世代でもあります。




このシリーズは、荒唐無稽、といっても20世紀末の地球滅亡・・・というのは、
ノストラダムスの大予言」などがベストセラーとなった1970年ごろから見ると、
世相を反映して、不安をあおるような風潮もありましたから受け入れられたようです。

実際に、思い起こせば映画に出てくるような、被害をもたらした地下鉄サリン事件をおこした
狂信的グループが登場したりして、現実味も帯びていました。

この映画は、好みが分かれるところではないかと思います。

「最終章」だけを見る限り、エンターテイメントとしては面白かったですが、全体としては、
どうも、入り込めなかったというのが正直なところです。

主役のケンジを演じた唐沢寿明が、中途半端ではなかったか。
「最終章」なども出番が少ない。どこでどうなったのか説明が乏しい。

「ともだち」と称する鍵を握る人物が誰なのか、子供時代の誰かのはず・・・
という持っていく運び方はうまいですね。それで、引き込まれた(騙された。爆)。

原作はもちろん読んでいませんが、映画化はむずかしい作品かもしれません。

もし、1本にまとめられればベストだったかと思いますが、それだと登場人物の
説明だけに終わり、あの「ダ・ヴィンチ・コード」の二の舞になったかもしれません。

感想のむずかしい映画でしたが、「最終章」の原作にないつけたし?10分のおかげで
シリーズ全体の映画としての面白さが救われたような気がしました。

「最終章」のラストの屋外・大コンサートの風景は圧巻でした。






↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。
https://movie.blogmura.com/movie_japanese/     
https://movie.blogmura.com/movie_foreign/