ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)は、ベテラン刑事のアロンソ(デンゼル・ワシントン)とコンビを組み、麻薬捜査のいろはを教え込まれるところから、物語は始まる。
ジェイクは、戸惑いを覚えつつも、アロンソに従っていき、もはや引き返すことが出来ない状況に追い込まれたに見えたが・・・。
アロンソは、犯罪摘発のためには手段を選ばず、自ら法を犯し、それはエスカレートするばかり。ジェイクは、最初は新米にありがちな気が弱そうな態度だったが、やがて、アロンソの常軌を逸したやり方についていくことが出来ずに、ついには爆発してしまう。
イーサン・ホークは、役柄からか、しまりのない顔つきで、「ビフォア・サンライズ」の頃のような覇気がないような(笑)。最後のほうは、正義感にあふれて、変化してきたので、やはり役作りか。ロサンゼルス警察、刑事というのは、悪徳警官がはびこっているという映画として、しばしば登場する。最たるものが「LAコンフィデンシャル」であり、最近の「チェンジリング」もそう。
かなり激しい銃撃戦もあり、警察ものアクション映画としては、見せているが・・・。
★★