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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「仁義」(1970):トレンチ・コートの”ひげ”ドロン</span>


「仁義」は再びの登場。

天下の二枚目、アラン・ドロンが、ちょっと無骨な美男とは程遠いチャールズ・ブロンソンなら、
「(俺の)引き立て役には、申し分ない」と思った(半分、真実のようです。笑)という
「さらば友よ」では、逆に”ひげ”ブロンソンの、引き立て役に甘んじてしまったドロン!

「サムライ」では、クールに、トレンチ・コートと帽子で決めていたが、
「俺だって、ひげくらい」と思って、”ひげ”ドロンに変身したのが「仁義」(1970)。

フランスのフイルム・ノワール(暗黒・ギャング映画)でありながら、原題は
「赤い輪」(原題:LE CERCLE ROUGE=Red Circle)。

男5人の映画。いずれも個性派ぞろい。







ドロンとイブ・モンタンの共演でもあった。


ドロンとジャン・マリア・ボロンテのシーン:

LE CERCLE ROUGE (1970) -- Delon & Volonte enjoy a cigarette.


脱走犯、元警官ら4人の宝石店襲撃とその挫折を描くフィルム・ノワールの巨匠メルヴィルの大傑作の
1本。”運命の輪”につながれた5人の男たちの姿を当時のフランス映画最高のキャストで描いていた。

特に元警官で射撃の名手を演じるイブ・モンタンが絶品といわれた。

全編をつらぬくしぶいカラー処理の映像も美しい。

まだ“男のロマン”という言葉がパロディでなかった時代の幸福を感じずにいられない名作だ(HPより)。



ミシェル・ルグランの音楽もすばらしい!


☆☆☆☆