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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★映画音楽:アラン・ドロン出演映画②(「さらば友よ」「冒険者たち」「太陽がいっぱい」)。

 
 
 
アラン・ドロンの映画では「太陽がいっぱい」は別格としても、好みからいえば、お気に入りのトップは「さらば友よ」(1968)。この映画では、ブロンソンの方がかっこよかったが。
 

あのラスト・シーンのドロンの絶叫は不要ではないかという意見を見たことがあるが、何を言ってんの?という感じだ。
 
警察にしょっ引かれていくチャールズ・ブロンソンなんて知らないよとタバコに火だけつけてやり、見過ごしたあとでの、あの何とも言えぬ絶叫の「イェ~」だった。
 
映画館で最初に見たときには、余りにも衝撃で、「なんて言ったんだ」「どういうことだ」と混乱に叩き込まれたが・・・。
 
映画の冒頭から、ブロンソンは、事あるごとに、くちぐせで「イェ~」「イェ~」と自分を納得させるような言葉を発していたが、ラスト・シーンでドロンが同じ言葉を発したのは、「俺のことを庇って、一人で罪を背負ってくれてありがとう。さらば、友よ!」という意思表示だったのか。
 
④「さらば友よ」(1968)
 
■「さらば友よ」(原題:Adieu l'ami)は、1968年制作のフランス映画。
アラン・ドロンチャールズ・ブロンソンの共演による犯罪ドラマで、ブロンソン人気に火をつけた作品。アルジェリア外人部隊から帰還した軍医ドロンは、広告会社に勤める女ジョルジュ=ピコから奇妙な依頼を受ける。彼女が黙って持ち出した債券を会社の金庫に戻して欲しいというのだ。ドロンと同じく戦争帰りのブロンソンは、ドロンの仕事に興味を持ち、二人は金庫に潜入することになったが・・・。スタイリッシュなラスト・シーンがカッコ良い。「禁じられた遊び」の子役から成長したブリジット・フォッセーも出演。刑事役にベルナール・フレッソン。
 
 オリジナル予告編
 
⑤「冒険者たち」(1967)
 
■「冒険者たち」(原題:Les Aventuriers)は1967年のフランス映画。
それぞれの夢に破れた男2人・女1人の3人組が、共に宝探しの冒険へ旅立ち、財宝を得ようとした結果の悲愴な運命を、感傷的なタッチを交えつつ描いている。可憐な容姿で人気を博しながら、シドニー・ポワチエとの結婚により若くして映画界を引退した女優ジョアンナ・シムカスの代表作。フランソワ・ド・ルーベが作曲し、シムカス扮するヒロインの名を与えられたテーマ曲「レティシア」は劇中で繰り返し使われている。
 
  予告編
 
⑥「太陽がいっぱい」(1960)
 
■「太陽がいっぱい」(原題:Plein Soleil)は1960年のフランス・イタリアの合作映画。
説明不要の不朽の名作。ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演。貧しい青年トムが、富豪の友人フィリップを殺害。そして、彼に成り済まして財産を奪おうとする。身分証の偽造や筆跡の練習、トムの緻密な計画は完璧に見えたのだが・・・。冷徹な青年にアラン・ドロンが扮する、サスペンスに満ちたミステリ劇。原作はパトリシア・ハイスミス
 
 予告編
 
追加:(これまでに記事にした「さらば友よ」(何回記事にすれば気が済むのか。笑)
 
 
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